日本は未だにフェミニズムが理解されてない
<2010/09/06(Mon)>
久々に読売新聞・発言小町ネタ。いつもはトピ主がDQNなのでたたかれても仕
方ないが、これはたたいている方がぞっとするほど怖いので取り上げてみる。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/0831/343675.htm?g=06&from=yol
「至急助けてください。リストラ離婚されてしまいそうです。」
専業主婦が夫から「リストラ」されかけている、という相談。まぁ個人的には
「夫婦喧嘩は犬も食わず」というか、先ず「話し合いなさいよ」というのが筋の
はずだ。少なくとも私の考えは、夫のモラハラだと思う。
ところがこの記事によってたかる小町さんたち、「働け!」の大コール。これ
は絶対におかしいだろ!何しろこの家は週2回家政婦さんを雇う経済力があるの
だ。「子供を産めない嫁は意味がない」と言う昔ながらのしゅうとめと、「家事
ができない嫁は外で働け」と言う小町さんたちとで、いったいどこが違うのだろ
うか。
今の時代、専業主婦は働く女性に弱みを握られているような立場にある。これ
は明らかに人権侵害だと思う。おそらく発言小町だから回答者の大半は女性、つ
まり、「女の敵は女」をまざまざと見せつけられた感じ。もちろん、少数ながら
旦那側のおかしさを指摘するコメントもあるものの、弱い立場の人間に攻撃の牙
を剥ける、という点で、きわめてネット右翼的なものを感じたので取り上げてみ
た。