法改正については私はどうでもいい。問題なのは、国民が必死に「起こってし まった事件のオトシマエをどうつけるか？」と言う過去の話の議論に夢中になっ ていると言うこと（もちろん遺族の皆さんの主張は傾聴に値するが）。本来なら ば「これからの将来に残虐な事件をなくしていくためにどうしていくべきか？」 と言う未来に向けての議論をすべきなのだが、そう言う議論をせずに過去の話に 夢中になっている、と言うのはあまり健全なことではないと思う。 （もちろん時効廃止が犯罪抑止につながることも期待できる（かもしれない）。 しかし賛成意見の大半が被害者感情の重視であることを考えると、この議論は過 去のおとしまえの話でしかない、と理解せざるを得ない）