イージス艦

　千葉県野島沖かあ、つい先月館山でマラソンしてきたばっかりだから何とも身
近だ、勝浦だってこないだ銭湯めぐりしたばかりだし。
　それはともかく、イージス艦の性能的なこととか、東京湾会場の交通事情と
か、そう言うことは分からないが、気になるのは乗っていた海上自衛隊員の気持
ちだ。本来なら国民を外敵から守ることを使命としてがんばっている彼らが、ど
うしたことか逆に国民に不注意で被害を与えることとなってしまった。彼らの後
悔の気持ちはいかなるものであろうか。もちろん私たち一般国民だって、例えば
車の運転で人身事故を起こしてしまえば、似たような自責の念に苛まれることに
なる。しかしそのような場合は刑務所に入って償うことになりそこでじっくり反
省すればいい。しかし彼らは船長などは取り調べを受けたりするだろうが基本的
にはそのまま海上勤務を続けなければならない。そのような心情でどうやって彼
らは実務をこなして行くのだろうか。
　防衛というのはそう言うものだ。もちろん自国民に被害を与えれば国民からも
非難を浴びることになるし、いつまでも責任を負わなければならないことを考え
れば、物理的に負傷するよりも苦しい思いをする。なにはともあれ、漁船の乗組
員の無事を祈る。