神津陽「極私的全共闘史」刊行記念トークショー@ロフト阿佐ヶ谷


<2008.02.04(Mon)>
 昼間は気分が悪かったのに、家とは反対方向の電車に乗って(笑)阿佐ヶ谷
へ。2日おきでまた外山氏を見に行くとは我ながら好き者w 今日のトーク
ショーのメンツは神津氏と司会の糸圭秀実氏の2名の全共闘世代がペペ長谷川
氏、花咲政之輔氏、外山氏の3名の若手(と言ってもみんな40前後だが)運動
家に説教?する会。全共闘世代ということは基本的にサヨクの論客が多いよう
だ。ミギ寄り外山派は今日は少数派w。月曜だというのに結構正教でした、背広
姿も思ったほど浮いてなかったし。
 まぁ大学という場で運動したことのない人間には、大学に運動を依拠すること
の是非なんて興味がないのは当然。ミギとヒダリの境界線の話は個人的には多い
に異論あり、つか視点が全然違うのでしょうがないのではあるが(外山氏は“徹
底した合理主義”がヒダリ、必ずしも正論に立つとは限らないのがミギ、とおっ
しゃっていたが、私的には“自己責任”などと言う“正論の強弁”こそが最近お
ミギの特徴だと思っている)。あと、外山氏の問題意識[護憲」には99%賛成
(出来れば9条も護憲して欲しかったが)、私はヒダリでもPC的議論(もちろ
んパソコンじゃなくpolitically correctの方)は気に入らないですから。
 と言うわけで、酔っ払ったビートたけしみたいな神津氏を中心とした座談会、
発散と炎上を繰り返しながら、何も結論らしきものはないがw、声のデカイオヤ
ジに冷静に議論を挑む外山氏、という構図が面白かった。あと、花咲氏のもろ
ヒールキャラもいい味だしてたし、長谷川氏の住宅問題ってのが身近な話題です
ごく親近感。店は11時に前には出たけれど、まだ中央線快速が動いてた、なの
で予想よりは早く帰宅することが出来た。