女嫌いとしてのアイドルヲタ活動

　二律背反の話は佐藤優の書評でも少し触れた。今回は自分のアイドルヲタ活動
を、実は女の子大好きではなく「女嫌い」の自分に根拠を求めてみる。
　どう言う話か？異性の問題というのはいつだってトラウマと関係してくる。フ
ラレたら次をガンバレばよい、という問題は誰にでも当てはまるわけではなく、
フラレることがトラウマとなって、もっとフラレやすい行動をエスカレートさせ
る人間もいる。いわゆるストーカーと呼ばれる人たちですな。犯罪までは行かな
くとも、自分の中には多かれ少なかれそう言う要素があると思ってる。トラウマ
というのは暴力と密接に関係がある、自分の中ではマラソンをする、と言ったス
ポーツで基本的に消化を図っているものの、それで１００％だとも思っていな
い。ＤＶは消化できてない人が取る行動だし、そもそも１００人が１００人消化
できるものではないと思う。だから、自分が結婚なんかしたら、８〜９割の確率
でＤＶに走るだろうな、という自覚がある。
　と言っても、ここではそうした負のエネルギーの消化としてアイドルヲタ活動
がある、と言いたいのではない。ポジティブな女性好きの要素もある。ただ、そ
れは優しさとか母性とかではない、そんなものは“親殺し”出来てない自分に
とっては上記同様トラウマにしかならない。そう言うトラウマの要素が全部濾過
されたところで女の子と遊べる場所、それがアイドルイベント、と言う場なのだ
と思う。