3 割弱が「こころの病と診断されたことがある」


<2007.10.11(Thu)>
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20071009/284096/

 IT業界に心の病が多いのはもうすでに知られた話ではあるが、
こうしてみると、数々の不祥事で評判を落としている相撲の世界
同様、ITの世界もそろそろ凋落の傾向を見せているのではない
か、と思わせる。昔はスーパープログラマー的なヒーローがい
て(村井純先生やRichard Stallmanなど)、そう言う人たちに
あこがれることがこの業界でやっていく動機だった。しかし最
近は目立ったスーパープログラマーってRubyのまつもと氏くら
いしか思い浮かばないし(多分ホリエモンが捕まったあたりか
ら、こうしたスーパープログラマー信仰が下降線を描くように
なったのではないか)、個人情報漏えいなど当時は考えもしな
かったリスクの付きまとう業界となった。まぁIT業界は別に人
気商売ではないので、エンジニアのなり手がいなくなっても需
要が減るわけではない。そうするとますます現役エンジニアが
多忙になる、と言う悪循環もまた容易に想像がつく。