http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071003id23.htm 私はこの両国民の意識の差は、決して本質的な民族性などには還元できるもの ではないと考えている。つまり、マスコミによる世論誘導がどこまで行なわれて いるか、の差に過ぎない。 韓国にも拉致被害者はいる、なのに関心が低いのはなぜかと言えば、先日の南 北首脳会議のように宥和が進んできて、この問題に楽観的になっている、と言う 事情もあろうが、そもそも韓国が拉致問題を「外交カード」にしていない、と言 う点が大きい。日本政府は拉致問題を重要視するのはよいが、重要視するあまり 交渉の手際の悪さが目立つ。 今のところ、宥和政策が効を奏して来ている韓国の方が外交的にうまくやって いる、と考えられる。拉致問題を外交から切り離し、別の方法で交渉したらどう か。いや、せっかく南北が平和宣言したんだから、韓国を通じて拉致問題を解決 すれば良いのではないか。