民主主義の危機

　今まで都知事選と言えば、都民でない私は面白い泡沫候補（意外と民主主
義の本質をついてくる候補者もいて、赤尾敏氏やマック赤坂氏などは、政見
放送を消費するだけで終わっては勿体無い人物も少なからずいた）のチェッ
クが楽しみであったのだが、流石に今回はそんなことを言っている場合でな
いぞ、マジで暴動や動乱が起こってもおかしくない状況を感じる。
　やはりきっかけは元安倍首相暗殺が引き金だろう。それまでも無差別大量
殺人事件はたびたび起こっていて、組織性がないだけに全く想定できないと
ころが過激派テロとは別の意味で日本は危険な国だと思っていたが、この事
件をきっかけに、日本にも政治的なテロが散見し始めた。
　つばさの党の選挙妨害はまだ序章に過ぎなかったということか。軽いエン
タメ性は、若者が政治に関心を持たせるきっかけになると思い、多少はポジ
ティブに考えていたが、あっという間にそういうレベルを飛び越してしまっ
た。
　米大統領戦もそうだが、選挙そのものが否定されてしまうということは、
民主主義の根幹が揺さぶられる大変なことだ。全共闘時代どころか、明治維
新並みに日本の政治が荒れていくのではないかと大いに危惧している。

■蓮舫氏に続き…小池百合子都知事に「硫酸をかける」「爆薬仕掛けた」など
と脅迫文　警視庁
(TBS NEWS DIG - 06月24日 20:24)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7913837