久間前防衛相発言考察

　ついに安倍内閣から３人目の閣僚交替となった。これによっ
て安倍政権の信頼が失墜したのは火を見るより明らか。そん
なわけで、ここでは内閣の話はせず、久間氏の発言そのもの
について考察する。
　ズバリ、原爆投下を「しょうがない」なんて思ってるのは
彼一人だけではないのではないか？少なくとも、発言直後は
久間氏をかばう発言が首相から出ていた。騒動が大きくなっ
てから叱咤し、最終的に辞任を受容（これもまた「参議院選
挙での党への影響を考え」などと言う、発言の反省を感じら
れない理由でメチャクチャ腹が立つ）したということ。
　読売社説も政権お抱え論説らしいことを書いている。小沢
民主党党首がアメリカに謝罪を要求せよ、と言い、安保の問
題もあり、アジア防衛におけるアメリカの存在は大きいと言
うことで、その要求を拒否したことに当然だと述べている。
それが国益と言うものなのかもしれないが、そう言う事情を
国益と言う大儀の下に受け入れる日本人とは一体何なのか？
国益だから「しょうがない」と言うのであれば、イスラム諸
国だっていたずらにアメリカに刃向かってあんな血を流した
りはしない。もちろん無益な流血を真似する必要はないが、
それに比べて日本人のプライドの無さは逆にあきれたりもす
る。自分の国に核を落とした国に媚びへつらう日本の戦後史
とは一体何なのか？それでいて日本の方から攻め込んだ中国、
韓国の人々を差別する無慈悲な連中はいったい何を考えてい
るのか？
＃以上、サヨクも突き詰めるとウヨクになると言う例ｗ