価値観振り返り

この歳で迷うと言う訳ではないが、やはり職の切れ目はいろいろ悩む。

・未婚
　結局独身を貫いたが、今思うと、迷いはあったけど、決して不正解ではな
かったな、と思う。やはり自分にとっては愛よりも自由を取った、シンプル
にそう言う、こと。
　もちろん若い頃には人並みにモテたいとは思っていたが、ほぼ女性とおつ
き合いした経験は0に近く、僕は愛とおつき合いがうまく噛み合わなかった。
ヲタ的にこっちの自由は確保しながら、女の子を応援しているスタンスがあっ
ていた。ヲタも結局はガチではなくて、そこそこDDで生活を犠牲にすること
もなかった。
　と言うか、家族を作るとか、子どもが欲しいとか、会社で昇進するとか、
そう言うもの全般が自分の興味の範疇になかった。別に「我が道を行く」と
言うほどのことではなく、単に周りに合わせることがストレスにしかならない
から興味がなかった、それだけ。

・目標
　なんか、人生を切り開く的な目標にも興味はなかった。やりたいこととは、
見たことのない風景を見たい、体験したことのないことを体験したい、それ
だけ。見たことのない風景のために頑張ることはあっても、それ以上のもの
は望まない。

・死
　死に対しては、なんか、次第に年老いて、人生の終焉を迎えるイメージは
なく、ある日突然やって来るものだと思っている。交通事故だったり、戦地
で犠牲になったり、畳の上で死ぬことはイメージできない。愛についても同
じ。長く愛した相手と人生を寄り添う、と言うイメージはなく、劇的な恋愛
の後には心中死のイメージしかない。

・政治
　右とか左とかとうてもいい、単に政権側にいる連中は庶民の苦労の上にあ
ぐらをかいているから、異議申し立てをする、それだけのこと。国を誇ると
言うけれど、親は選べないので、DVな親は愛せないし、国民を冷遇する国も
愛せない。