「予言の書」としての『1984』


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http://blog.tatsuru.com/2021/04/27_0844.html 

これは膝ポンだなあ。漠然としたディストピアではなく、かなり詳細な分析。 
・政治家が嘘を平然とつくのは、過去の記憶も未来の予測も知らない、現在
だけを生きている存在だから。こう言う思考は、毎日哲学的思考を積み上げ
ていないと出てこない。私たちはなぜ学校で歴史を学んできたか、ちゃんと
考えなければならない。 
・ポスト・トゥルースの問題を、ポストモダンからの歴史的必然と捉えるの
はすごいな。反知性主義は小さな物語の分裂によるものだと。 
・天皇⇨アメリカが日本国民の「母」であり、成熟が求められない甘えの構
造、と言うのは、仮説ではあっても、個人的には強い説得力を感じる。