大勢での会食を避け、家で食事をすると言う意味でのデリバリーは確かに 良いが、それは消費者側が外出自粛しているだけで、デリバリーする側は大 丈夫なのだろうか。基本的に現代のデリバリーワーカーたちは出社などせず、 直接配達元と配達先をも行き来する。つまり配達員は検温や体調管理が組織 的に行われているように思えない。 非常事態宣言下ではデリバリー配達員はエッセンシャルワーカーとしてカ ウントしていたが、実際には一時的な「巣ごもり消費」の恩恵を受けた職種 なだけで、テイクアウトの方が安全性はあると思う。