宮本警部展再訪

　もう一度宮本警部展を見たかったので京橋の警察博物館を再訪。連休中で入口
前では警視庁音楽隊の演奏をやっていてスゴイ人だかり。白い制服のブラスバン
ドに皆聞き入っている。故宮本警部に捧げるという「千の風になって」はなんと
歌付きだ。歌っているのはオッサンだったが（失礼）、なかなか甘い声で、警視
庁音楽隊の固いイメージからはちょっと意外な感じ。更にフラグガール？（女性
隊員が警視庁の旗をバトンよろしくくるくる回しながら行進するパフォーマン
ス）がまた普段なかなか見られないものでなかなか衆目を引きつける力がある
（真っ赤な帽子、スーツ、スカートだよ！）。司会のお姉さんがまた公務に着く
キャリアガールの凛々しさを振りまいている。それにしても入口がふさがれてい
るのにどうやって入ればいいのだ？と思ったら、通用口から入館するみたい。外
があんなだから、中もやっぱり連休中の家族連れ、カップルなどで込んでいて、
落ち着いて鑑賞出来ない（汗）。で、宮本警部展、伊藤武朗警視総監の葬辞を
じっくり読む。文体は硬いが、宮本さんの高い人間性を簡潔に余す事無く伝えて
くれる名文だった。今日も目頭が暑くなり、警部の冥福を祈りながら館を出た。
　お腹も空いたし疲れたし、連休初日からこれで大丈夫か？昼飯にしよう、と言
うことで、このあたりで馴染みと言えば東銀座の博多ラーメン屋、やまちゃん。
ラーメン業界は最近厳しいから、久しぶりでお店なかったらどうしよう、と不安
まじりでしたが、ちゃんとやってました。歩き疲れて食欲がなくても、ちゃんと
替え玉しちゃいますｗ