小心者のアメリカ人


<2007.04.22(Sun)>
 ヴァージニア工科大での銃乱射事件で、アメリカでも銃規制議論が始まるの
かな、と他国から見たら予想するのだが、実際には反対で、大学内での銃の
持ち込み禁止が自衛出来ずに被害が拡大した、という理由で学内への持ち
込みを認めるべき、と言う議論になっているらしい。武器の所持が憲法で保証
されている国アメリカ、我々の常識では考えられない思想だ。
それはともかく、銃社会云々以前に、戦争ばっかりやって内政をおろそかにした
しっぺ返しだって事が彼らには分からないのか?国民の意見も全米ライフル
協会のネオリベラリズム的洗脳に完全にやられてる。
そもそも国民が合法的に買った銃がテロリストに横流しされたりする危険はどう
なのか?
イラクでいまだに壮絶なテロが治まらないのは、イラク国民から銃を「買い上げ
た」結果、金になると思ってますます銃の所持が増えた、なんてことをテレビで
言ってました。悪循環ここに極まれり。