外山氏の演説の次は、ヴァージニア工科大の猟奇犯の動画か？と言う状態になっ てきた。外山氏と違い、コイツは本当に人を殺しているのでネタにする気にはな らないが、とりあえず犯人個人の狂気という安易な決着で終わらせるわけにはい かない。彼の被害妄想がたとえ極端なものであっても、強烈なエスニシティ（民 族優位主義）を感じさせずにはいられない。むしろ韓国がアメリカと政治的に友 好関係を維持しているが故に、かえって国粋主義的な反逆行為が刺激された、と も考えられる（日本にだって親米政治にうんざりしている人は沢山いる）。「反 米」と言う、思想とも民族感情ともどうとでも言える社会現象を世界中にまき散 らした9.11事件の第２幕、とでも言うべき事件のように思える。