外山恒一開票祭り＠高円寺駅南ロータリー広場

　さてトリはこの都知事選候補の行く末を見守る（ってなぜ千葉県人が？ｗ）た
めに高円寺へ。使い捨てカメラの現像をしたかったので早めに着いたが、よくみ
たら高円寺駅が駅ビルになっているではないか！パル商店街には新星堂が復活し
てた！（以前は北口だったが、相当歴史のあるレコ屋だったからねえ）飯喰う為
に入った喫茶店、珈琲貴族もいつの間にか改装。
　飯喰って現像の上がりを取りに行ったら少し遅刻、現場にはＮＨＫ開票速報を
映すモニターディスプレイに多数の人だかり。とやましい枠、昭和３０年代の力
道三の試合のような街頭テレビという光景（最近はパブリックビューイングなん
てのもあるが、こっちは本当に家庭用テレビだ笑）。今日はポスターの印刷を手
伝った方（って名前を伏せても２ちゃんねるで流れるでしょう:-)）など応援者
のアツい演説を聞けて面白かった。今まで「革命家」を名乗る人物は６０歳代
だったのが、外山氏の登場で一挙に３０代に若返った、これは事件だ、と話も面
白かったが、なんと言っても感涙モノの話は、６０年代安保闘争の頃の“民衆が
主役”だった時代に戻した、という演説。だが、そんなことより何より、開票速
報に狂喜乱無することに。票数が出ない画面で外山氏が４番目に現れた時の盛り
上がりと言ったら！（吉田氏を抜いた？）その後５位という速報が入ったが、そ
れでも「打倒！ドクター中松」はこの時点では果たしていたように思われた（と
は言え、結果は皆さんご存知の通り）。とりあえず明日も会社のある人間なの
で、ここで泣く泣く脱落、これからは民衆の時代だ、という熱き想いはしかと胸
に持ち帰って（笑）。だが少なくとも、これほど選挙を「楽しめた」ことがかつ
てあっただろうか。政治を笑い飛ばすのではなく、政治そのもの（選挙）を面白
いと言えること、それだけでも彼の“革命”とやらは達成されたのではないか？
　気になるのは氏の今後。この選挙でかるとヒーローになった彼を、ネタにして
持ち上げて突き落とすような“悪意のある”マスコミや政治家が出てくる怖れが
ある（その場にいたT◯Sさんはそんなことしないと信じてますぜｗ）。その意味
では明日九州の田舎にとんぼ返りするというのは正解だろう。