先日書いた人類峻滅論は、要約すれば人類の「種としての」利己主義、と言う ことに要約されるのではないかと思う。 人類が自分よりも強い相手を倒すため(もちろん当初は食べるためだった)に仲 間を作ることを覚えたが、その代わり、食べることに必要以上の殺生をするよう になった。戦争がその最たるもの。もちろん他の動物でも多少の縄張り争いはあ る。しかし人間以外の動物は食べるためには殺生しても、縄張り争いは勝負がつ けば殺生には至らない。 資本主義は間違いなく悪だ。なぜなら必要以上の殺生をする前提としているか らだ(交換する食べ物を用意すると言うことは、自分が食べる以上の殺生を行って いる訳である)。価値を交換するためにお金＝貨幣制度ができたが、他の動物は交 換なんて食べ物以外にあり得ない。そもそも価値を交換しなければならない、と 言う人類の生活自体さどこかおかしいのではないか。 先ずは何よりです完全な自給自足の可能性を探ることから始めたい。