つれづれと 4/9(隅田川花火、死刑制度の論点、人手不足問題)


<2017/Apr/9(Sun)>
全然ベクトルの違う話だが、1つの記事で。

・何で隅田川で花火大会なんかやっているのだろうか。僕から見たら、花火が関
東大震災や東京大空襲の炎の忌まわしい記憶と紐付くので、到底素直に楽しめる
花火ではない。

・死刑制度維持を訴える人々はたいてい、被害者感情を想像せよと言う。そんな
偏った想像なんかに共感できる訳ない。殺しの大半は悪意よりも偏った善意であ
る(津久井やまゆり園の事件もそうだ)。それを裁くと、あなたの個人的な善意
もいつか事故になり、裁きの場で悪意に解釈されるかもしれない、と言うことも
想像してやっと議論になる。

・人手不足って何?人間を増やすとか、人工知能に任せるとかいろいろ議論はあ
るけれど、仕事そのものを減らす議論が全く聞こえて来ない。宅急便の話ではな
いが、「世の中を便利にする」仕事はそもそもが人々の生死に関わることではな
い。人々の生死に関わる仕事だけ残して、あとは全部やめてしまえばいい。