私が「がんばろう日本」のスローガンを受け入れられない理由


<2016/May/3(Tue)>
 東日本大震災や北関東豪雨からの復興もまだまだと言う時に、さらに熊本大分
大震災が発生した。被災者の皆さまには今さらながらお悔やみ申し上げたい。
 しかし被災していない自分も、別の意味で疲弊し切っている。非正規雇用の中、
長期間の低賃金長時間労働で疲れきっている。
 そういう境遇にあると、各地で大きな天災が発生する度に上がる「がんばろう
日本」と言うスローガンは素直に受け入れられない。もうすでにいっぱい頑張っ
た、その上まだがんばれと言うのか?と言う気持ちになる。
 このスローガンは伸びしろを失った日本にとって、鬱やノイローゼを増大させ
る風潮になってないか。ある意味これもまた“風評被害”の1つであると思う。