なぜSNSを放送局だと考えているか

　前の記事で私はSNSは放送局であり、身近な人とつながるためのものじゃな
い、遠くの人、年齢も性別も性格も考え方も違う人とコミュニケーションするの
が醍醐味、良い意味での出会い系として活用すべきと書いた。それにはやはりこ
れまでの個人的経験が大きい。
　私のホームページはすでに1995年には立ち上げている、つまりまだ世に
Windows95が出たばかりでインターネットそのものが始まったばかりの頃。その
頃はまだ日本語対応できていないブラウザも多く、否応なしに英語でページを作
る必要に迫られる。
　そうすると反応は当然日本国内より海外からの反応が多い訳だ。だからネット
経験上は今なんかよりあの頃の方がずっとグローバル化していたように感じる。
おかげであの頃はオランダやノルウェーの人と文通していた。
　そんな経験をしていれば、リアルで会える人としか繋がらない、と言う今どき
のSNSの使い方なんてもったいなくてしょうがない。
　今どきメールアドレスが１つだけなんて人は少ないと思う。hotmailあたりに
捨てアドレス作って、そのアドレスで世界中に自分の存在を知らしめたらいい。
今はYouTuberみたいに誰もが世界中で人気者になれるチャンスのある時代（って、
そんなことに興味ある人は少ないか）。少なくとも、いい出会いは活用の仕方
次第、最初からリアルつながり以外お断り、なんてさみしいね。