もうお年寄りは尊敬できない時代


<2016/02/13(Sat)>
 少子高齢化で今や老人は尊敬の対象の意味合いは薄くなっている。長生きした
人生経験が貴重な時代には尊敬すべき対象だったが、最近ではむしろ老害の方が
目立つ。認知症も深刻だ。年金受給時期先伸ばし、非正規雇用などの問題がある
一方、人間的にお年寄りの存在意義が薄れている。もちろん、自身もそのお仲間
に入りつつある。個人的には尊敬されようとされまいと歳はとりたくない、とし
か言い様がないが、物理的に長生きすればいやでも歳はとる。
 私の最終手段は、平均年齢が若い国へ行くことだ。そうすれば少なくとも年寄
りが尊敬される。ただ、そういう国は生活保障とか医療体制などは貧弱だろう。
それでも人間の尊厳が失われることは本当につらいことであり、多少の生活の不
便を犠牲にしてでも、若い国へ移住した方が幸せではないか、と考えている。