独裁者ヒトラーが牽引した第二次世界大戦。先ずは独裁が“民主主義的に合法 化”されうると言う事実。チャプリンの「独裁者」はヒトラー君臨中に作られ、 後付けでナチズムを批判したものではなかった。ナチも共産主義も、最初は成功 しているように見えた時代があるんだなあ。 アメリカはドイツをサポートしていたのか。寝返りがなかったら、大戦でドイ ツが勝つと言うシナリオもあり得たのかもしれないなあ。と言うか、ショスタコー ヴィチの、共産主義もまたファシズムとの指摘は秀逸。すげえ、ディズニーが反 プロパガンダ映画作ってたなんて。 それにしても、ドイツですら5月7日には降伏したのに、8月まで降伏しなかっ た日本って。 そして世界は冷戦へ。現代世界はどう歴史が動いても、戦争の可能性から脱却 できない。 ラストの裸のユダヤ人収容者たちの映像が強烈。 ＃そして次回は冷戦。