自殺した生徒の実名、週刊新潮掲載　両親が回収求める

http://www.asahi.com/national/update/1020/SEB200610190005.html

　以前から新潮社は人権無視のとんでもない出版社と思ってい
たが、またなんかやってますね。更に毎日新聞社長交代劇でも
余計なこと書いて敗訴してた様子だし。
　新潮社に対してはもうあきれるの一言だが、今回は特に、週
刊新潮の愛読者に文句が言いたい。こう言う事件が何度も発覚
して問題になっているにもかかわらず、廃刊に追い込まれるほ
どに売上が落ちたりすることはいまだにない。つまりこんなく
だらない雑誌を相変わらず読み続けている読者が多数いると言
うこと。彼らの謝罪なり、抗弁なりを一度でいいから是非聞い
てみたい。
　日本は言論の自由が保証された国である。新潮社がいくら問
題を起こしたからと言って、人権侵害、プライバシー侵害の民
事訴訟しか起こらないから、強制的に彼らの出版を制限するこ
とは出来ない、個別に出版物を差し押さえるくらいである。自
由だからこそ、その受け手の良識と言うものが問われるべきで
ある。なぜ週刊新潮が「文芸雑誌」として世にまかり通ってい
るのか、私から見れば芸能人のゴシップすっぱ抜き雑誌となん
ら変りのない低俗雑誌にしか思えない（まだ自分たちはエロ雑
誌だと自覚のあるコアマガジン社の方がましなくらい）。週刊
新潮の愛読者が「また訴えられてるよ、ヘラヘラ」と笑ってる
だけで愛読し続ける姿はおよそ私の理解を超えている。是非愛
読者のご意見を伺いたいものである。