http://www.asahi.com/national/update/1018/TKY200610180310.html いちおう靖国神社の宮司は政治家ではなく一般市民なので、 発言を禁止することは出来ないが、少なくとも他の宗教にはな いぬきんでた地位を靖国だけが持っているわけではないはずで あり（国家神道とは言っても、政教分離国家なのだから当然で ある）、「首相が今後も継続して参拝するのが大切だ」と言う 発言は明確な政治への干渉で傲慢と言わざるを得ない。 更に、「現在に生きる者の都合による議論で、見当違いの空 論」と言っているが、宮司の方こそ生きる者の都合からのこれ までの行動をどのように考えているのか？本人の望む望まぬに かかわらず勝手に英霊として祀られてしまった人は少なくない （特に併合時代の韓国・台湾人兵士たちはそうだろう）。全く もって傾聴するに値しない暴言だ、と言うのが私の率直な感想。