小泉氏を未だに奉る日本人

http://www.asahi.com/politics/update/1016/017.html

　悪いけど、彼のカリスマ性に酔っている日本人って、毎日“将軍様”を奉って
る北朝鮮国民とどこが違うのか、と思う。もちろん日本は民主主義国でかの国は
共産党独裁国、小泉氏は改革で経済的に一定の成果（と言っても、オイラは全く
その恩恵にはあずかってませんがｗ）を上げた一方、かの国は今年の農作物の被
害でじり貧状態、と言う違いはある。
　それでも、私は一刀両断に自分と合わない意見を切り捨てる「民主主義下の独
裁者」である小泉氏を嫌いどころか断じて許せない、とさえ思っている。結局の
ところ、国の宰相にカリスマ性がある、というのは単なる国体と言う「宗教」だ
と言うのが私の考え。本当に平和でよい国は、宰相を冗談で悪口言ってるくらい、
あるいはみんな無関心でいるくらいがちょうどいいと思っている。大平首相の
「うーあー」と言う口癖とか、村山首相の「異様に長いまつげ」とか、そんな愛
すべきキャラクターくらいが私にとって日本の宰相の理想像。小泉氏のようなカ
リスマ性は独裁国家にとっては必要でも、民主主義国家の日本には必要ない。