子供たちの未来

　相変わらず安倍官房長官の参拝問題で靖国周辺は騒がしい。いったい
１５日は小泉首相は参拝するつもりなのだろうか。
　それはともかく、次の首相は外交問題をどうするつもりなのだろうか。
中国はともかく、北朝鮮とは本当に戦争をする覚悟なのだろうか。これ
がヤクザの抗争ならドンパチかってにやれば言い、一般市民さえ巻き込
まなければね。勝てばいい思いが出来るし、負ければトンヅラすりゃい
いのである。しかし国家はそうじゃないだろ？戦争をしたら一般市民は
巻き込まれるわ、買っても負けてもしこりは残るわ、お互いの恨みつら
みは終わっても何十年、何百年と残るわ、いいことなんか何もない。負
けたって夜逃げするわけにはいかないのだ。
　つまり、子供の未来を考えたら、何がなんでも戦争をしてはいけない
のである。日本の誇りとか偉そうなことを言っているが、長期にわたる
両国間の関係を考えれば、未来においてはそんなものはただの意地っ張
りとしか評価できないのである。
　子を持つ親なら、子供のためには絶対に戦争に反対すべきだ。改憲な
んぞして、軍隊を拡張したら、子供たちが徴兵されるのだ。今の恨みつ
らみで事を起こすべきではない、戦争を起こして１万人の犠牲者が出る
ことも悲劇だが、子供や孫の世代、１００年２００年いがみ合って生活
することの大変さを考えるべきだ。