さようなら原発1000万人アクション


<2011/02/11(Sat/Hol)>
 震災から11カ月の日に反原発大規模デモ。OPの著名人のスピーチには間に合わ
ず(山本太郎氏の熱いメッセージ聞きたかったな)、藤波心ちゃんが「ふるさ
と」を歌っていた、反原発と建国記念日、国土を愛する気持ちが一体となるデ
モ。
 これまで3度反原発デモに参加したが、今回が多分最大。各種労組、市民団
体、その他さまざまな団体の幟の数に圧倒される。デモとして最大規模と言うよ
り、この代々木公園に歩道橋の階段の上まで人でいっぱいになったのは見たこと
がない、すごい動員力に驚いた。と同時に、時の流れに連れて薄れて行った反原
発への気持ちをもう一度鼓舞せねば、と言う気持ちになる。その一方で、皆それ
ぞれの所属団体の旗の下に集まったと言う感じで、これまでのデモのような個人
参加者の居心地は以前ほどは良くない。それはともかく、おそらく1万は下らな
い人の数。自分もスケッチブックメッセージボードは持参したが、主宰スタッフ
からポスターとメッセージボードをもらう。やはり先ずはこのデモの主旨にあっ
たメッセージを発信するのがいいだろう。
 これだけ大人数だと収拾するのも大変、デモのスタートも先頭から最後尾まで
20分くらいかかった。私は途中脱落する予定なので最後尾からどんどん前へ出て
行った。さまざまなスタイルでのデモ参加者。
 シュプレヒコールも最初気持ちが乗らなくて黙って歩いていたが、やはり言葉
を発することで逆に気持ちが動く、先頭のコールをおうむ返しすることでデモに
気持ちがコミットしていく。
 原宿警察署を超えた辺りでタイムリミット、列からドロップアウトして原宿駅
へ。かなり先頭まで来ていたので、後ろの行列の長さがよく分かる。
 原発問題は終わっていないから参加する、と言うのはもちろんあるが、無職の
現在、公の場で立場を表明するアクションをやっていないと自分のアイデンティ
ティが保てない恐怖があるので、来月の震災1周年でもデモに参加したいと思
う。