米ネット著作権法の阻止とメディアの主役交代


<2012/01/25(Wed)>
http://tanakanews.com/120125SOPA.htm 

久々に田中宇氏の記事にうなった。ポイントは以下の通り。 

・マスメディアの衰退はネットの台頭から起こった、とはよく言われることだ
が、ネットと対立しているように見える政府が実はネットとグルになっている、
と言う田中氏の論旨はかなりかなり興味深い。確かに人民監視にはマスメディア
よりもネットの方がよほど便利だ。 

・何より嬉しいのが私のグーグル嫌いをサポートしてくれる発言が聞けたこと。
ネットピープルはグーグル大好き人間が多く、私は非常に肩身の狭い思いをして
いるが、以下の意見などは本当にポンと膝を打ちたくなったものだ。 
「中国人は、共産党に個人情報を見られており、それを自覚しつつ人生を送って
いる。だが日本など、米国と同盟諸国の人々は、グーグルなどネット業界の諜報
機関に個人情報を見られていることに無自覚なまま、人生を送っている。」 
 つまり、田中氏に言わせれば、中国より日米の方が共産主義的だと言うことに
なる。 

 私としては、ミクシィがTwitterやFacebookに撃退されつつある状況は残念だ
と思う一方で、世界的にガラパゴスなSNSとして、世界で何が起こっているかを
冷めた目で見れるポジションに立てることはありがたいことだと思っている。