「幸福」な若者を見限ろう　山口浩

http://synodos.livedoor.biz/archives/1877537.html 

長い記事なので全部読むのもしんどく、記事全体の主旨については言及しない。
ただ気になったのは以下のフレーズ。 
「何せ自分たち若者は、ニコ動とモバゲーと、あとは日々食える程度の収入と仲
間がいれば幸福と感じることができるのだから、将来が不安ならば、社会を変え
たければ、若者に頼らず自分たちでやれ、と。」 
　これを読んで、休職に追い込まれるようなしんどい職場で自分より若い人たち
ががんばれているのが分かったような気がした。確かに、彼らは休憩タイム（そ
の時間も自分は動いてないと仕事が進まなかった）はゲームとコミックの話ばか
りしていた。 
　自分は何がしたいか、と言うのはやはりいろいろな世界に触れてみないと見え
てこない。僕は日記で分かる通り好奇心丸出しでいろんな世界に触れていて、自
分のやりたいことが見えている。でも彼らはゲームとコミックと仕事の現場の世
界だけで生きている。それを他人の私が不幸なことだと嘆いても意味がなく、彼
らの手の届く世界で努力をし、幸福を求めているのだ。その世界に私は戻って行
くことは出来ない。 
　私はいろいろ経験した世界の中から選びとって行く、それが今の就職活動で
もっとも重要なこと。