愛川ゆず季

　別に先日の制服向上委員会みたいに突然ファンになった訳ではない（笑、まぁ
真悠子ちゃんと事務所つながりくらい）。 
　現在、彼女がプロレスラーとして活躍中なのはご存知の通り。つまり、彼女は
すでに「グラビアアイドル冬の時代」を迎えたことの象徴だと思っている。“ア
イドルレスラー”と言う新しいジャンルを、故・上原美優さんの“貧乏アイド
ル”のような多様化、と捕えれば良い傾向だと考えることもできる。とは言え、
プロスポーツへの転向となると、トレーニングは相当厳しいものであったはず
だ。それこそ猫ひろしさんや山崎静代さんのように「オリンピック出場！」と言
う高い目標を持ってチャレンジしているのであればがんばれるが、グラドル商売
がジリ貧になったからと言って覚悟を決めるには、アダルト業界へ流れていくこ
と以上に厳しい世界だろう。 
　AKBの突出した売れ方によって、グラビアアイドルには厳しい時代が到来した
が、グラドルを辞めないままプロレスラーとしても活躍する、と言う新しいアプ
ローチには、がんばって欲しいと思う。 
＃要するに、エンタメ業界の不況を一般企業の不況と重ねあわせながら応援す
＃る、と言うのもファンのあり方としてこれからは面白いかな、と思う。