いつか王子様が

1. いつか王子様が （作詞／作曲／編曲：小西康陽）
2. ジャズる心/Le Coeur Qui Jazze(French/Hot Mix Version) （作詞：Robert Galle、作曲：Alain Colaguerre、編曲：岡村みどり）
3. ジャズる心(Japanese/Cool Mix Version) （日本語詞：加藤紀子＆本城和治）
4. いつか王子様が(Instrumental)

感想

紀チャン初のマキシシングル。

　まずジャケット。積み木遊びをするアイドルチックな紀チャン、で
も髪型はアフロです。^o^;;よく考えるとなんかスゴイですこのジャケ。
　さて１曲目の「いつか王子様が」いや〜、スバラシイですね、こう
言っちゃなんですが、今時の新人アイドルなんかよっぽどアイドルチッ
クな詞と曲がステキです。プロデュースの小西康陽さんがスゴイのは
もちろんなんですが（でもなんか吉村由美さんの"V-A-C-A-T-I-O-N"
のメロディを使い回してるような気もしなくはないが:-)）、今時の
アイドルがやたら重苦しい詞の内容で（SPEEDとか聞いてると、若い
のに人生の辛苦を嘗め尽くしたような歌詞だもんなあ、って、しっか
りチェックしてるからこんなこと言えるんですけど（苦笑））疲れちゃ
うんですが、紀チャンの曲はやっぱりバリバリのおとぎ話。前作の
「いちご」のときにちょっとシリアスになってたので、嫌いではない
けど紀チャンぽくないなあ、と思っていただけに、今回は本当にヨイ
です。（まぁZetimaはモーニング娘。で、かなり過激なアイドル路線
も通用することが分かって、この方面では強いですね:-)）
　そして「ジャズる心」、こちらはいきなりフランス語でフレンチジャ
ズナンバー。今更ジャズをお洒落だなんて言うつもりはないですが、
ロックとかヒップホップに走れば音楽的にアーティスティックになっ
たつもりになれる今の時代に、ジャズで来るところはシブイですよね。
はやりに流されず我が道を行く紀チャンに惚れ直しました。と言うか、
紀チャンって下手な流行のミュージシャンなんかよりよっぽどアーティ
スティックなことやってるんじゃないの、と思いましたね、ウクレレ
なんかもそうだし。