時東ぁみ座長公演「CRY FOR HELP〜宇宙ステーションの売店より〜」

　今日はなんか予測できない、そもそも石丸ソフト２の７階でお芝居？その型に
はまらない活躍っぷりがぁみにぃのすごいところ。昼間暑くてボーッとしていた
が、夕方になってようやく重い腰を上げ（笑）、秋葉原へ。ソフト２前でおーも
りさんとすれ違う、さすがのプロも全公演はさすがに無理なようで。
　８階は物販スペース。先ずはパンフとペンライト（結局この日は使わず）を買
ったが、どうやら握手券対象外、と言うことでＣＤを買い直し。生写真も見覚え
がなかったので買いました。
　７階の会場に着いてみると、右手の舞台張り出しより前、エグイ位置だなー、
と思ったが、僕より前の席の人と座席交換しませんか、と交渉している人がいる。
なるほど、考えようによってはかぶりつきの特等席ですな（僕は単純に正面から
見たいと思った）。
　と言うか、いつものぁみにぃイベントとファン層が違うなー、ノリが違うので
やや戸惑い。

　前説でぁみにぃの声、会場拍手。開演は結構唐突な感じ、だって一般の芝居小
屋みたいな緞帳がない訳ですから。ＰＡから宇宙ステーション着陸の爆音が響き、
役者が舞台に上がったら始まり、と言うかこの爆音以外、「宇宙ステーション」
を意識する場面はないなー、普通の売店っぽい(^o^)。
　いきなり登場人物全員登場、CRY FOR HELPで歌い踊る、ミュージカル仕立てで
すね。いちおうこの歌でガツンとは来るけれど、個人的には緞帳が上がる、とい
う儀式がないせいもあり、すぐに芝居に入り込めなかった。登場人物一人一人の
役が分かった頃からようやく入って行けたかな。
　ストーリー、主人公のぁみにぃ演じる乙川ぁみみを初め、夢を持った登場人物
たちがその夢を諦めかけながらも、最後は初心に帰り、もう一度夢にチャレンジ
する、という物語。夢を追いかけることが難しいのは誰でも分かっているし、自
分自身もいくつもの夢を諦めてきたが、そして夢の前に立ちはだかる壁というの
は無数にあるが、この物語は、フィクションではあるものの、いやフィクション
だからこそ、夢の前に立ちはだかる壁というものが具体的で、その壁を乗り越え
るためにお応援してくれる人がいることが分かりやすく描かれていて、素直に感
動する。つまり僕らが現実に夢を諦める時は、たんとなく原因が曖昧なまま、い
つの間にか面倒臭くなって三日坊主的に諦めてたりするので、そうじゃないんだ、
ということをこのお芝居は教えてくれる。
　挫折した時のぁみにぃのバラードがいい。これなんでCDに入れなかったの？と
思ったくらい。まぁでもお芝居の文脈の中でないと通じない歌詞ではあるが。
　お芝居の第１部は約１時間。エンディングもまた出演者全員の歌で。決して凝っ
たお芝居ではないが、役者さんたちの結束感みたいなものはよく伝わってきて、
楽しかった。

　５分の休憩をはさんでぁみにぃのスペシャルライブ。

1.Sweet & Toughness
2.サファイア
3.可愛いゝ人よ
4.恋するニワトリ
5.せんちめんたる・じぇねれ〜しょん

　座席に座って楽しんでください、ということで、大騒ぎはできなかったものの
、Ｓ＆Ｔや可愛いなど最近あまり聴けなくなった曲が聴けて満足。エッグが後ろ
にいると中野を思い出すしね。それにしてもハロプロエッグ、メガネをかけたら
お芝居の役と全然違う印象、変身するなー。それと、ＭＣでぁみにぃが「化粧品
を忘れた」と言ってましたが、そう言われると何となくいつもと印象が違って新
鮮だったような気がします。

　最後に舞台挨拶。エッグのハンバーグ弁当話も盛り上がったが、やはりサポー
トの男性陣が面白い話をしてくれます。彼らの楽屋裏話を聞いていると、稽古も
すごく楽しくやってるんだなー、と実感。そして矢口真里さん、ここでメガネを
かけてファン大盛り上がり。矢口さんトークもさすがですな、しゃべりのツボを
押さえてる、という感じ。と言うか、コノヒハァミニィ軍団は矢口軍団に負けて
ます（汗）。出待ち、ぁみにぃのカジュアルなＢガールスタイル（穴開きジーン
ズ、緑のＴシャツ、野球帽）もイケてました。