[LIVE] Gino Vannelli @ COTTON CLUB
<2011/09/17(Sat)>
カナダのAORボーカリスト、ジノ・ヴァネリのライブを観に丸ノ内コットンク
ラブへ。コットンクラブは六本木ブルーノート東京の姉妹店らしいが、そっちも
まだ行ったことない。予約してチケットが発行されないシステムと言うのも慣れ
ないなあ、その代わり3日前にメールを送って来たりするが。ライブレストラン
形式って、つまりはディナーショーみたいな感じ?まあその辺はお楽しみとし
て。
去年のSimply Red、今年初めのHall & Oatesなど学生時代にファンになった
アーティストライブはブルーアイドソウル系が多いが、純粋にAORは初めてか
な。まあジノもソウルフルなボーカリストだが、ブルーアイドソウルと違うのは
ベースがジャズって点かな。
ワハハ、想像以上にハードル高い、エントランスから長いレッドカーペットの
通路。荷物をクロークに預け、ウェイティングルームで順番にテーブルメイキン
グしてから通すと言う。なるほど、女性が多いかな、と思いきや、夫婦デートが
一番多い。今にも商談始めそうな男性の二人組も珍しくなく。食事もすると結構
な贅沢になるなあ。経験値は上がった、しかし自分の階層の低さを痛感するわ
(爆)。待ち時間が長い(開場18:30、開演20:00)ので前座でもいるかな、と期
待したが。Coming soonのラインナップはほとんど外タレ、しかもほとんど知ら
ないw
それにしても、3 Daysとはいえ、250人くらいのキャパ、ホール&オーツの武
道館と比べ、ジノってそんなに日本じゃ無名なのか?ヴィニー・カリウタ(Dr.)
みたいな名セッションプレイヤーを輩出しているのに。
予想通り1時間くらいの短いライブセットだったが、満足度は高かった(長い
ライブが良いとは限らない)。何しろ近い、ジノが3m先で歌ってるんだから。
デカいハコでオペラグラスが必要、なんてライブとは大違い。登場も客席通路を
通って、そばを通った人握手できてうらやましい(^_^;)ステージも素晴らしい、
先ずジノのボーカルが衰えてない。パワフルかつセクシーな歌声、アンコールで
はジャケットを脱いだけど(ジノ本人もバックバンドも基本的に黒のお召し
物)、やはり肉体が楽器のボーカリスト、筋肉ついてて鍛えてるなあと言うのが
分かる。セッションミュージシャンのソロパートも素晴らしい、やはりジャズの
人たちの演奏テクニックは見てくれも音もハンパない。ギタリストさんが着てた
NightwalkerジャケがプリントされたTシャツ欲しい!
とにかくジノは色っぽさとカッコ良さを兼ね備えている、I Just Wanna Stop
では客席の人を上げてデュエット、あらかじめ仕込みはされているとは思ってい
てもあれは盛り上がった!
不満を上げるなら、最高傑作Nightwalkerのアルバムからの1曲もやってくれ
なかったこと。NightwalkerかLiving Inside Myselfのいずれかは歌って欲し
かった。Brother To Brotherからは3曲やってくれたし、Black Carsからも2曲
やってくれた。
アンコールではさすがにスタンディング、オヤジとオバサンでこれだけ盛り上
がるとはね、あらためて素晴らしいライブでした。
夕食を食べてなかったのでTOKIAビル内のイタ飯屋で食事、ここも量より質で
美味しかった、Buono!帰りは京葉線で、駅も近いし乗換なし。
最後にセットリスト。
1.Mama Coco
2.Venus Envy
3.Just A Motion Away
4.Hurts To Be In Love
5.A Little Bit Of Judas
6.Appaloosa
7.I Just Wanna Stop
8.Brother To Brother
ENCORE:
Peole Gotta Move