[DISKREVIEW] 恵比寿マスカッツ、阿部真央, Jazztronik

・恵比寿マスカッツ／ハリウッドからこんにちは
　正直先週のアッキーの「チョコレートパーティー」が神回すぎてCDレビューど
ころじゃないんだが（笑）、とりあえずレビューする。
　正直MCが多すぎてざいうー（業界用語）。特にOPの５分は長過ぎる。織井さん
の口上と麻美ゆまの「パピヨンさん！」の他は削って、１時間のアルバムを４５
分くらいに圧縮した方がよかったのでは？　まぁでも、ただの番組企画のユニッ
トが裏AKBクラスにまで成長した（ただいま全国ツアー中）だけに、楽曲は結構
はずれなし（初めて聞いた「霊感少女Ａ」もよくできてるな）なので、番組視聴
者以外でも買って損なし。

・阿部真央／素。
　相変わらずエネルギッシュな恋愛ソングがつまった１枚。あべまはあべま、他
の誰でもないなあ、と感じる。ただ、こちら側の感情として、震災後に彼女のよ
うな恋愛至上主義の感情になれない自分がいる。こればっかりはしょうがない、
また平和な時代に戻ったら、彼女の切ないロックに浸りたい。

・Jazztronik / DIG DIG DIG
　野崎良太のハウスユニット、Jazztronikのオリジナルアルバム。もっとDJユー
スの楽曲が並ぶのかと思いきや、１曲辺り５分前後だし、日本語ボーカリストを
フィーチャーしたり、YUKIとのコラボではバラードまでやっていて、ほぼ完全に
ポップスアルバム。クラブユースのフォーマットはアナログやBeatbortからmp3
版を買わなきゃいけないのかな。昨年のMetamorphoseでのプレイも悪くなかった
し、何よりDefected In The HouseのミックスCDがカッコ良かったので期待して
いただけに、ちょっと失望。ただ、後半でドラムンベースにも挑戦していたりし
て（10曲目"Dare"）、クラブトラックには期待。