[LIVE] Simply Red Live in Japan @ Tokyo International Forum Hall A


<2010/09/25(Sat)>
 もう、夢のような時間!Mick Hacknallのボーカルを聴いていたら、やっぱり
Simply Redは青春の1ページ(?)だったんだなあ、と。いや、彼の歌に若い頃
ならではの甘酸っぱい思い出とかある訳ではないけれど、どの歌もサビの部分は
歌えるし、Holding Back The YearsやIt's Only Loveなんかはワンコーラス歌え
る。そのくらいあの頃(大学生から社会人成り立て辺りまで)、日曜の午後に
J-WAVEを付けっぱなしで聴いていた時代に、ミック・ハックネルのブルーアイド
ソウルは身近なものだった。
 2日前にも東京国際フォーラムに来たが、もちろん年齢層はグッと上がってる
w、しかし、思った以上に男子(と言うか、オヤジw)が多い。ミックのハス
キーで色気に満ちたボーカルはむしろ女性にウケてたんだ、と思っていたが。
 ステージに登場したミック、赤毛ではないけど(金髪)、天然パーマはやはり
ミック。いや、ミックを特徴付けるのは髪の色よりハスキーボーカルだ。20年以
上前からラジオで親しんできたあのボイスが今目の前で歌われている、頬をつ
ねって確かめたくなるくらいに夢にまで見たひととき。しかも、なんと、あのデ
カイ会場で前から5列目!はっきりとミックの表情が拝める、しかも実際の彼は
気さくでとても明るい表情で、まさにhe makes me happyだ(MCで、知ってる曲
は一緒に歌ってくれ、だもんなあ)。
 前半は座って聴いていた、彼の声にしびれて、ただうっとりするような時間。
楽曲も一朝一夕では消えないクオリティの作品ばかり。ステージのデコレーショ
ンは大したものはない(赤と黒のシンプルな緞帳だけ)、歌と楽曲だけで彼らは
世界的にリスペクトされるアーティスト。どの曲だっけ、「この曲は、六本木で
出逢った女の子にインスパイアされて出来た曲なんだ。だから日本には感謝して
るよ」なんて、ホントに気さくな人。
 中盤からいよいよアガって来た。Holding Back The Years、It's Only Love、
Hall & OatesのI Can't Go For Thatをバックトラックに使ったSunrise、ラスト
はラテンなアレンジが陽気なFairground。
 あっという間にアンコール、ミックがスペシャルゲストを呼ぶ、屋敷豪太。全
盛期のシンプリーレッドを支えた日本人ドラマー(現在も鈴木賢司と言う日本人
ギタリストが所属している)。STARSのイントロで泣いた。最後の曲、If You 
Dont Me Nowも色っぽくも切ないイントロに再び泣く。なんか自分も大人になっ
たなあ、楽曲に刻まれた自分の足跡に泣けるようになったなんて、それなりにオ
イラの人生も悪くなかった、なんてしみじみ振り返ってしまう。このツアーには
Farewell Showのサブタイトルが付いている。ミックは1年くらい前にシンプ
リーレッド解散をほのめかしていた、SR名義ではおそらく最後のツアー(ソロ名
義で活動は続ける様子)、それを観られたのはとても幸せだ。
 一時間半のライブはあっという間に終わり、甘酸っぱい余韻を残したまま、帰
途へ。
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早速ミクシィにセットリストがあがってました。
Out On The Range
Your Mirror
So Beautiful
Thrill Me
To Be With You
Heaven
For Your Babies
Holding Back The Years
It's Only Love
Sunrise
Fake
The Right Thing
Ain't That A Lot Of Love
Money's Too Tight (To Mention)
Something Got Me Started
Fairground
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Stars
If You Don't Know Me By Now