[DISKREVIEW] Project-R, LOVE, 長山洋子, 南明奈のスーパーマイルドセブン, w-inds., Will Saul, Queen & Elizabeth


<2010.05.02(Sun)>
・Project-R / 天装戦隊ゴセイジャー
 これまでの炎神戦隊ゴーオンジャーや侍戦隊シンケンジャーのOP曲も好き
だったが、今回の天装戦隊ゴセイジャーのOP曲も、実に口ずさみやすい覚えや
すい曲がいい。なんと言うのかな、今時のメジャーのヒット曲の方が勇気とか希
望とか、人生に自信のない人に向かって励ます歌が多いが、ヘンに人生のTPO
にあわせた楽曲作りはなんだか嫌だ。それよりも、こういう子供向け番組の主題
歌のような、ドンキホーテ的怖いもの知らずの元気さの方が「突き抜け」感が
あってカッコイイ。少なくとも、歌ってる人が自己陶酔するのではなく、みんな
で盛り上がれる曲、と言うことで、カラオケの必殺曲なんかにも便利ではないか
な?

・LOVE / わたしあうもの
 仮面ライダーディケイドに出演していた夏みかんこと森カンナちゃんを見たく
て見始めたフジテレビの昼ドラ「インディゴの夜」だが、他にも戦隊ヒーローも
の出身者がたくさんでハマってる。その勢いで主題歌CDまで買ってしまったが、
これもアタリ。ヒップホップ女性デュオなのだが、詩心がありメロディも悪くな
い。ようはダンスミュージックにありがちな「エイベックス色」がないと言うか
(ソニーミュージック所属)。主題歌以外の曲もいいので、ライブに足を運んで
みようかな。

・長山洋子/おけさ恋唄
 銭湯マニア必聴の1枚(笑)。銭湯キャンペーン大使就任記念シングルです。
「ハァ〜」と言うかけ声が昭和ダンスミュージック(^o^)それにしても長山姐さ
ん若いなあ、「ヴィーナス」歌ってた頃から殆ど変わってないような気がする。

・南明奈のスーパーマイルドセブン/幸せになろう
 相変わらず歌が上手いとはお世辞にも言えないアッキーナですがw、その脱力
感がこの作品の場合は幸福感を感じさせてくれます。なんと言うか、究極の楽観
主義が込められてる1枚。一方、Paboがマジなラブソングやってるのがドッ
キリ。普段オバカキャラだけに、その落差にかえってドキッとしますね。

・w-inds. / Another World
 また1つオトナっぽく成長したw-inds.。「オトナっぽくなった」なんて言い
回しは使い古された常套句なのだが、他に一言であらわし様がない。つまり、
w-inds.と言えば何何、と言う風に簡単に説明できないほどいろいろなスタイル
をものにしてきている、と言うこと。幅広い豪華プロデューサー陣を迎え、ポッ
プなジャパニーズヒップホップスタイルにエレクトロを混ぜてみたり、
G-Dragon (BIGBANG)などK-HIPHOPともコラボしたり、インターナショナルを意識
した作り。最近は慶太が時代劇の主役に選ばれたり、涼平、龍一がw-inds.以外
の活動をしたりなど、新しい展開も見えてきて、また新しいw-inds.のライブを
見る日を楽しみにしています。

・Will Saul / Balance 015
 WILL SAULのBALANCEがシブ過ぎ。CD3枚組で3枚目でやっと上げてくると言
う。1枚目、2枚目でじらされることこそがプログレッシブ。 

・Queen & Elizabeth / Love(白抜きハート記号)Wars
 河西智美と板野友美のコンビ。ちん目当てで買ったのだが、最初いまいち
な印象だった。仮面ライダーWから出た企画なんだから、もうちょっと洒落っ気
があってもいいのに王道のポップロック。しかし、逆に王道だからこそ、聞き込
んで飽きない、と言うことが分かってきた。智美ちん今後もこういうソロ活動
やってくれないかな。