[PUNK LIVE] nomeansno @ club quattro

　カナダのベテランパンクバンド、NoMeansNoを観に渋谷クラブクアトロへ。連
休明けに朝から電車が動かなかったり、仕事もなんか力の入らない気の抜けた１
日を面白くシメてやる。と言いながら、19時開演で２バンド前座が出てくるとは
(-.-;)（一組は来るとは思っていたが）。
　１組目はプログレバンド、ものすごいシアトリカルさは個人的にはかなり
old-fashionedに思えたが（特にドラムスの神憑りパフォーマンスはモロに70年
代！）、しかし音はすごかった。多分ここまでライブ空間をギターノイズで埋め
尽くすバンドもいないのではないだろうか。何気にベースが女の子ってのも気に
なるｗ
　２組目はミクスチャーバンド。ターンテーブルがセッティングされた時点で
「あぁ、もう１組前座が出るのね」と(￣∀￣)ミクスチャーバンドは生初体験か
も、グランジな長髪のギタリストの後ろでキャップのツバを後ろにしてヴァイナ
ルこすってる光景にものすごく違和感を感じるのは、やはり自分がオヤジになっ
たってことなんだろうな(;_;)でも踊れる音は悪くなかった。
　さて９時過ぎにようやく御大登場、ワハハ、３人とも髪が白いです、これから
このオヤジバンドがイカしたパンクロックを奏でるのかと思うと胸がワクワクし
ますね！（プログレやニューウェーヴではオヤジが出て来ても驚かなくなった
が、さすがにパンクでこの歳まで現役ってのはすげーよ！）
　７０年代末にはすでにデビューしていて、Dead Kennedysともツアーしていた
ようなパンク界の最古参のバンドだそうだが、ボクが彼らを知ったのは実は90年
代入ってからで、０＋２＝１と言うアルバム１枚しか持ってない。でも安定した
演奏（曲中で転調なんかもやっちゃう）、ユーモアのセンスでその年のベストワ
ンアルバムにした。今日は知ってる曲が何曲あるか？まぁ一曲あったので良かっ
た(^_^;)＞Everyday I Start To Ooze。
　しかし、知らない曲ばかりでもめっちゃ楽しかった。オヤジバンドでもやっぱ
り若者はダイブかましてるし、タテノリのツービートに安定したドラミングには
思わずヘドバン。オヤジの余裕と言うか、ユーモアがあって演奏も安定してて、
オヤジが若者を熱狂させるの図は何よりもハッピーになれる。しかし、あのお歳
であの超絶ドラミングは神！
　アンコールは２曲、この後国内全国ツアーして、日曜に東京に帰って来るとの
こと。終演後もアンコールの拍手が止まらなかったのが彼らのライブ（と言うよ
りギグと呼びたい）が素晴らしかった何よりの証し。てか、月曜から11時近くま
で渋谷とは何か？（自爆）

<2009.03.25>

１組目のプログレバンド：Boris
２組目のミクスチャーバンド：DJ BAKU "HYBRID DHARMA BAND"
(POPGROUP)【T.T. DJ BAKU / Ba. KAORU(oak) /
Gt. Jin(Back Drop Bomb) / Dr. MUROCHIN(WRENCH/ABNORMALS)】

セットリスト：
Old 
Bruno 
The day everything… 
Humans 
Jubilation 
All Lies 
OOZE 
Mondo 
Hawk 
Hello/Good-bye 
Self Pity 
Madness 
Happy Bridge 
Kill Everyone Now 
Slugs 

+ Faceless May 
Rags 
Solo 

++ No Rest 
Dreaming 
Graveyard 

+++ Heaven 
Commando 
No Fun 
Stickboy