[CLUB] TRIBAL PSYCHEDELICA @ FACE & CLUB M's

　今年のカウントダウンは是非サイケトランスにしたかった。と言う訳で
SOLSTICE主催のパーティへ。ベニューはFACE、旧・新宿リキッドルームだ。最近
クラブ営業を再開したのは知っていたが、実際に行くのは初めてだ。東西線と西
武新宿線を乗り継いで歌舞伎町へ。裏から入ったせいもあろうが、この街に大晦
日のお祭り騒ぎ気分がまるでないのは驚いた。そういえばこの街の象徴であるコ
マ劇場も終わるんだっけ。
　階段でなくエレベータを使えるのは違うけど、あの頃とあまり変わってない、
それだけでも今日ここに来た価値がある。年明け１時間弱前に到着、スピンして
るのはXAVIER MOREL、まだフロアはガラガラだがプレイは上げまくり。カウント
ダウンにピークを作るには早めに上げないといけないのだろう。
　やっぱりここは最高だ、床が低音でブルブル震えてる、ＰＡ出力がハンパね
え。多分、ＰＡ機材の問題じゃないと思う、ここはプロレス会場としても使われ
ている、常時クラブ経営ではないのだ。だからこそのＰＡ出力上げまくりが可能
なのかもしれない。常時クラブ経営だと近隣からの苦情を気にしなければならな
いご時世なのだ。
　無事2009年、RYOのDJに交替。こちらもアゲっぱなしのフルオン。なんか昼間
は家でゴロゴロしてたのに、この期に及んで空腹に襲われる、それに耐えながら
ダンス。更にその後のZEN MECHANICSがその甘いマスクからは想像しがたいアッ
パーなライブにやられる。
　床が震えるだけじゃない、高音も耳をつんざく程出てるし、暴れるのに十分な
スペースもある。もちろんクラブには良い音楽を聴きに行くと言うのは大前提だ
が、マイアミベース並の音圧、嵐のような音の洪水に溺れる、と言うのは久しく
なかった感覚だ。全盛期のリキッドルームではこんな音圧も楽しかったのだ。
　HACHIGAもアッパーなプレイだったが、それぞれ少しずつスタイルが違う。RYO
は音圧を活かしてヘビィな感じに持って行ったし、ZEN MECHANICSはかなり固め
の音、ライブらしく機材のテクノロジーの暴走感がタマラナイ。そして
HACHIGA、ドライブ感のあるセット。
　で、ACE VENTURAのライブ、音圧は相変わらずだがBPMが遅くてちょっとテン
ション下がったのでCLUB M.sに移動。こちらがまたヤバかった。小バコで激込
み、そしてフロアはフルオン全開、久々にカオス感のあるフロア。これだよなあ、
渋谷のクラブのお行儀の良さでは出てこないワイザツな盛り上がり方！ZIKIが上
げまくる、いよいよアフターアワーズの時間帯へ、これからがまたあがるぞ。DJ BOG
は二人チームだったのでLIVEかと思うが、DJのようでもあり、不明。TYKAのDJが
またドライブ感ありまくりでアフターアワーズの盛り上がり全開。５時過ぎに
ちょっと人が減ったが、残った人たちは踊る気マンマン、こりゃ10時クローズま
で行きそうだな。オイラは次のDAIRON ALBA（外人っぽいDJ名だがどう見ても日
本人）の途中で退散。着替えを持って来ていればサウナフィンランドで朝風呂し
たんだがｗ
　やはり新宿でのクラビングには渋谷のそれにはない楽しさがある。FACEには頑
張って欲しいなあ。あと、ほぼ予想通りの盛り上がり方だったが、FACEの方にや
や余裕があった、なんだかんだ言って、金融不況の影響を感じるなあ。