[CLUB] Shangri-La @ ageHa (STUDIO COAST)


<2008.04.28(Mon)>
 Tom Stephan a.k.a. Superchumboの来日プレイを観に新木場・ageHaへ。
GWは暦通りの出勤、そしてまた怒られた(苦笑)。こううまく行かないと「い
つか終わるよなあ」と実感する。しかし、終わるということにどうしても避けよ
うと言う方向で考える気になれない。つまり、終わった後には長く退屈で辛い
日々が待っている、と言うことがどうしても想像できない、終わる時は全てが終
わる、0か1しかない、と言う想像力。だったらむしろいつか来る終わりの日の
ために悔いのないよう全力で今を楽しもう、と言う答えが私の頭の中にある。
 退社後、飯喰ったり風呂入ったりして時間つぶし、そして新木場入り。駅には
相変わらず人はまばら、しかし橋を渡る前から爆音が聞こえてくる(屋外にも
パーティフロアが設けられているようだ)、そしてSTUDIO COASTに着いてみると
入口は長蛇の列、ここはディズニーランドの人気アトラクションか?(笑)しか
しそれにも増して驚くのは、列の前後を見回しても女の子は殆どいない、「男祭
り」の予感(^o^);;。結局中に入るまでに40分を費やした。
 入るや否や、フロアのお立ち台ではムキムキの上半身裸のオニイサマたちがパ
フォーマンス中。ありゃー新宿二丁目の街全体が新木場に引越して来たよ、って
感じ(笑)。もちろんトム様と言えばマッチョゲイの神様、メインはマッチョゲ
イたち、ドラァグな人たちはパフォーマーだけだし、レザーその他のフェティッ
シュな人々、あるいはオネエ系の人たちは少数派。
 と言うことで、トム様すでにメインフロアでプレイ中。ブースのそば、かぶり
付きで踊る。2丁目な人々は遊び慣れてるのでブースに向かっては踊らないので
ブース付近は割と空いてます、目当てはやはりパフォーマー。とにかく、東洋最
強と言われるageHaのサウンドシステムを活かして、世界最強のブッといキック
音がフロアをロックする。トム様パーティは人生で2回目だと記憶しているが、
この大人数のマッチョゲイたちを踊らせる男は実はスリムで顔つきも精悍だっ
た。
 トム様のプレイが聴けるだけで満足だった、こんな音他じゃ絶対体験できませ
んから。しかしageHaで行なわれたこのパーティ、他方面でも素晴らしい満足度
の高いものだった。先ずはサブフロアの充実。テント小屋ではBATTLEと言う、2
丁目小バコパーティど真ん中のDJライブ中。音響はメインフロアに比べるとイマ
イチなものの、アットホームさにクラウドがいい感じに盛り上がり、kピースフ
ルなアトモスフィアが至福感に満ちたフロアを作り出すステキなパーティ。いや
マジでこのピースフルなプレイに癒され、泣きそうになったくらい。あのレコー
ドマジで欲しい!もう1つのWATER BAR、こちらは完全にオープンエア、テクノ
寄りの選曲で海辺の夜空の下で踊る至福感。ここは本当にクラブ?いえいえ、こ
れは立派に屋外レイヴ、ビッグレイヴですよ。室内では味わえない開放感に大満
足。レイヴと言えばフードコーナーの充実っぷりもスゲエ。初めてBEEF KEBABを
諸クス、ハデな味ではないが、バンズにはさんだ牛肉と野菜の調和はボリューム
があって充実感があり、これまた至福。クラブというよりも総合的な大人の社交
場、と言う感じ。
 そんな訳で、メインフロアではトム様のプレイするブッといキック、サブフロ
アではライトでスリムなリズムでホームパーティ感覚で楽しむ、緩急をうまく付
けながらパーティ全体を楽しんだ。さすがにもう一つのサブフロア、DARK ROOM
には近づかなかったけど(MEN ONLY)。最後の方ではメインフロアは半分くらいが
上半身裸の男たち、男祭りここに極まれり。二丁目の小バコや今は亡きMANIAC 
LOVEのアフターアワーズではよく見られる光景ではあるが、このオオバコでこの
状態は壮観。後半は疲れて来るんだけど、パーティって必ず最後の方が盛り上
がって来て帰りにくい(一昨日のDeep Spaceもそうだった)。幸いサブフロアは
5時ちょっと過ぎに終了し、そこでテンションが下がったのをタイミングとして
帰ることに。出口ではAFTER PARTY(@AMATE-RAXI)の案内もあったり。