[ROCK] C.O.R.E. @ Outbreak, Yotsuya

　マイミク喬志クンのバンドのライブを観に四谷へ。会社を出たのがライブス
タート１時間前、と言いながら，飯喰ってたら遅くなった。まあこういう対バン
ライブでは時間が押すので大丈夫だろう。７〜８分遅刻したが案の定まだセッ
ティング中。四谷アウトブレイクは初めてのハコだ。セッティング中とは言え防
音がカンペキで音漏れが全然しないのでビックリ、チケットカウンターのスタッ
フがオジサン、オバサンで２度ビックリ（ハコのオーナーが自らチケットカウン
ターに座るなんて聞いたことないっす）、そして中に入ったらスゴイ込みようで
３度ビックリ。（喬志クンゴメン_o_）。
　と言うことで，これは期待していい音が聞けそうだ。まぁ背広姿じゃ前の方で
ヘドバンの仲間に入れてもらうと言うわけには行かなかったが。いやはや，こ
りゃ期待をはるかに上回るライブ。以前もらったデモＣＤの音とは大きく違う，
ハンパじゃないライブテクニック。ハードな中にも前半はプログレっぽい美しい
ギターサウンドを混ぜながら，後半になると高速ビートを織り交ぜ，１曲１曲が
ドラマチックであるばかりでなくライブの曲構成がまた実にうまい具合に並んで
いる。久々に音にノックアウトされた高揚感。喬志クンはリードギター，ソロ
パートもあったりする訳ですよ，ＭＣ中にもボーカリストより名前の連呼をも
らってて，いつもの（って何？笑）喬志クンと全然違う，メッチャカッコよかっ
たです。いや、友達関係抜きにしてもC.O.R.E.と言ういいバンドに出会った夜で
した。ラウドロックと言えば，個人的にはオルタナティブ系パンクロックが７０
年代に先祖返りした音、と言う杓子定規な偏見しかなかったが，実際にはそんな
単純なものではなく，プログレッシブな美しいメロディ，変幻自在にＢＰＭを変
える変拍子，Rob Halford(Judas Priest)ばりのヘヴィメタルなシャウトヴォー
カル，それら諸々のハーモニーが激しさの中にも統制の取れた状態でライブを貫
くことで体現されるロックのリアリティ。続くバンド、ulma sound junctionも
更にレベルの高さを見せつけ，アウトブレイクというハコ自体が小バコながらも
ヘヴィロックの総本山的なハコであり，トップレヴェルのバンドを集めてるん
だ，と直感的に理解する。
　喬志クン，サイコー！な夜でした。また都合がついたらライブに遊びに行きま
す。