[DISKREVIEW] 時東ぁみ＆DJ CAJMERE

・I'm a lady〜じれったい私〜
　ちょっと大人になったぁみにぃを感じさせる曲。８月にO-Westで初めて聴いた
時は、まだ彼女のキャラに馴染んでない感じがあったが、今では曲に倣ってぁみ
にぃが成長して、彼女独自の色っぽさを味わえる作品に仕上がってます。
　そしてカップリングの「ブリッコびっくり ブリッコBOOW」、今の時代に“ブ
リッコ”と言う単語を復活させられるのはぁみにぃしかいない！と言うか、この
ブリッコ作戦、オヤジキラー（笑）としてファンの年齢層をグッと引き上げてい
る様子。同性ファンも着実に増えているし、個人的感覚としてはもう【国民的ア
イドル】になる下地は十分出来てると思うんだけどな。ただ、時代が今は女優全
盛時代（沢尻エリカ、長澤まさみ、上野樹里あたりが筆頭株）ですからね。もち
ろんぁみにぃも座長公演などでお芝居の経験はあるし、その辺はバランス感覚で
うまく時代の波に乗ってもらいたいところです。

・SESSIONS PRESENTS CAJMERE VS GREEN VELVET
  Ministry of Soundにありがちなメジャー感をはずれ、シカゴらしい変態性が
全面に出たGREEN VELVETことCAJMEREのミックスＣＤ２枚組。ＣＤ１ではハウス
中心ですが、ＣＤ２ではどんどんテクノにシフトして行ってよりアッパーなミッ
クスに。ハウスもテクノも細分化が著しい時代の中、こういう節操のないちゃん
こ鍋ミックスでプレイスタイルのカラーを出すのは却って新鮮。メジャーなハウ
スが若いカップル向けなら、こちらシカゴハウスは倦怠期を迎えたカップル向け
か？（我ながらヤラシイコメントだｗ）