Underground Sound of Madrid 2006 @ ageHa


<2006.08.05(Sat)>
 昨年はCarlos Macana、DJ Vibeと言ったポルトガル発のトライバルハウス
で盛り上がったが(どちらもWOMBで)、今年はスペイン発のトライバルハウス
が来てる。と言うことで、このパーティも逃せないなー、ということでSTUDIO
COASTことageHaへ。秋葉原から(笑)八丁掘経由で新木場へ。八丁堀で
夕食をとったが、昼からの頭痛がとれない、この夕食休憩で止まることを期待
していたのだが。なので、京葉線をこのまま西船橋まで乗って帰ってしまおう
か、と言う選択肢を持ちながらも、結局新木場で下車。まぁなんとかなるでしょ、
それにしても新木場は新宿、渋谷、六本木と言った場所と違い何もない、
これもまた頭痛と並んで心細さに拍車をかける。エントランスは相変わらず
ハデだな(笑)、ヴェルファーレほどではないにしても。 開店直後の11時過ぎに入店、あら、メインフロアはまだオープンしてません
とな。仕方なくIsland Barで時間をつぶすが、やはりヒップホップのBPMは
オイラには遅すぎる。音楽性云々の問題以前に、BPMと言うのはもはや生
理的レベルで受け付ける、受付ないが決まっちゃうものなんだなあ、と思っ
た。そんな訳で、Bボーイ、Bガールの多いフロアで頭痛を抱えながら耐え
る(苦笑)。何度も帰ろうと思ったけど、もうエントランスフィー払っちゃったし
な(セコイ!)。 12時過ぎにようやくメインフロアオープン。D-Informationが最初からア
ゲてきています。真ん中のお立ち台が高くなっているのは、そこに登って踊
るためじゃなく、フロアのキャパが広すぎるから。それにしても、天井吊りの
スピーカーが何台もあるのはやはりageHaならではの音響迫力、スバラシイ。
低音がほとんどなので頭痛にもあまり響かないし。 D-InformationのオープニングのあとにKoutaro.Aが登場。レジデントが
ゲストの後に登場、と言うのは珍しいな。Beat Freak Recordingsのメンツ
以上にキックのパワフルなプログレッシブハウスを切り出してきて、気持ちいい。 そしてメインのSergio Fernandez登場。まさにUnderground Sound of
Madrid。何ら奇をてらうことのない、ひたすら4つ打ちの快楽に身を任せるが
ごとき、ぶっといキックの音に包まれる。最後に再びD- Information登場、
明け方を狙うかのごときに思い切り上げてきてます。結局6時過ぎまでプレイ。 とは言え、前述の通りこの日は頭痛に終始悩まされっ放し。ラウンジをウロウ
ロが3分の1、寝てるのが3分の1、残りの3分の1で踊ってた、と言う感じ。お
かげでTシャツが汗びっしょり、と言うことにはならずに済みましたが(笑)。
3500円の元は取れたか、と言われれば、取れてないのが今日のパーティ
ですが、でも頭痛でもそれなりにちゃんとナイトクラブで生き残れる、という
自信にはなった(汗)。帰りの電車で眠って頭痛がとれたが、そんな頃にと
れても(苦笑)。 それにしてもスペイン産のトライバルハウス、4つ打ちの快楽に忠実な音だ
なー。別にスペインだからってフラメンコ取り入れたり、みたいなよそ見は一
切せず、ミニマル的ストイックさの貫かれた王道のハウスとさえ思える。 あと、ageHaの飯のコーナーはプチ屋外レイヴっぽくてよいな。それとWater
Barと砂浜スペース、今日はレゲエDJだったけど、あそこは絶対チルアウト
スペースっしょ。そして朝方はモーニングトランスで決めたイッす!