DJ Kicks 10th Anniversary Party @ AIR, Daikanyama

　最近夜遊びしてませんでしたが久々に。Trevor Jacksonという名前はプログレ
ッシブハウスのコンピ収録曲で何度か目にしたことがあるが、実際にはロック系
のプロデューサーである。なのにＤＪ？要するに１２インチを切る時のプロデュ
ーサーである。クラブは地下だが、その上がレストランなのでそこで一服してか
ら１時頃地下のＡＩＲへ。
　今日のＡＩＲ、いつもの地下１階（フロアは地下２階）のブースは解体され、
フロア奥にブースが組み立てられている。ブースにいるＤＪは２人、Deep Dish
スタイルですか、交替でレコードかけてます。臨時ブースなのでＣＤＪはないみ
たい、もう最近はＣＤＪでプレイする人の方が多い時代ですからねえ（でもレコ
屋行ってもノンミックスのＣＤってまだまだ少ないんだけどな、プロＤＪはオリ
ジナルでＣＤ作っちゃうのかな？）。昨日マラソンの練習したばかりだし、あま
りテンション上げずにちょっとペース落とし目で踊る、というか普通のハウスに
比べてノンビートになるパートが多いのでそこでノリが止まる（苦笑）。
　２時過ぎにトレバー登場、ルックスはビリージョエルっぽい深い二重瞼のユダ
ヤ人、という風貌。前のＤＪからノンストップでつなぎます。ロックＤＪと言う
と、日本ではあまりにも大貫憲章のブリティッシュ２ビートスタイルが有名過ぎ
て他のパターンを知らなかったのだが、彼のはそれとは違うロックＤＪ。いやロ
ックＤＪというよりロックを使ってのプログレッシブハウスＤＪとも言えないこ
ともない。つまり若さが失踪するような音ではなく、ロックをＤＪフロアで再構
築するようなスタイルである。後半にちょっとダンスクラシックをかけてたな、
EurythmicsやCHICをオリジナル音源でかけてたし（メインのスタイルでは知って
るレコードは１枚もなかった（泣））。
　帰りにクロークに預けた荷物の引換証をなくして焦った、内容物の確認で事無
きを得ましたが。まぁクラブ遊びというのはこういうトラブルの一つや二つはい
つでも覚悟してないと。