川嶋あいコンサート「Dear」＠船橋市民文化ホール

　あいちゃんが地元船橋に来るというのでチケット入手。しかし、平日だからね
え、会社を早めに上がらないと、と焦る。平日に都内を出たコンサート会場に行
くのは初めてかも。でも総武線快速をうまく乗り継いだら結構速く到着。しかも
船橋市民文化ホールというのは、成人式で使った会場、２１年ぶりに入るなあ。
多少余裕を持って到着できたので、コンサートグッズを買う余裕もあった（ＣＤ
とカレンダーを購入）。それにしても、市内にも立派なコンサート会場があった
んだなあ。そして久しぶりの地方ライブ会場、会場の雰囲気も都会のピンと張っ
た空気とは違い、どこかのんびりしていていい感じ。客層も半分くらいはコンサー
トなんてまだ指折り数えられるほどしか行ったことがない、という雰囲気が漂う、
まるで修学旅行みたいに制服の女子高生が並んで座っていたり。

1.Dear
2.天使が舞い降りた日
3.さよなら　ありがとう〜たったひとつの場所〜

　ピンクのインナーに白いシャツ、黒のパンツルック、また少しあいちゃんは大
人になったなあ。去年はクリスマスライブに当選できず、９月の恵比寿ギルティ
以来になる、半年という年月を感じます。いきなり新曲かあ、まぁ今回のツアー
タイトルですからね。

4.５２５ページ
5.冬物語〜winter story〜
6.僕たちは...

　３曲歌って軽く挨拶したあともバラード系でじっくりと。昔はあいちゃんが好
きと言っても知ってる曲が少なかったが、今はもう何曲ものヒット曲を出し（イ
ンディーズからすでに８枚のシングル、１枚のフルアルバム）、それなりにファ
ンとしての年月を過ごした、という実感がある。夏にはもう少し本格的な全国ツ
アーがあるということなので、そちらも考えておかなくちゃ。

7.同級生
8.Bye Bye
9.Never stop singing

　ここからスタンドアップ、ノリノリ系です。ノリノリの勢いでコーラスのユキ
ちゃんが前に出て来ちゃってます（笑）。しかしあいちゃんのファン層というの
は幅広い、オイラみたいなサラリーマンも言えば、中学生くらいの女の子グルー
プ、オイラより年上のおじいさんなど全くもって客層に節操がない（笑）。オイ
ラが足を運ぶコンサートとしては多分一番ファン層が広いでしょうね。おっと、
中央最前列付近がサイリウム振り始めたぞ。

10.夢の扉
11.飛べない鳥
12.雪に咲く花

　千葉と言えば、BAY-FMのレギュラーやってるんだよねえ。公開放送に行ったこ
とある人もけっこういますね。せめて放送は聴かないと＞オレ

13.十二個の季節　四度目の春
14.絶望と希望

　最近は天メロ（天使たちのメロディー）歌わないのかあ。やっぱり路上１００
０回でいったん封印したのかな。なのでこの「十二個の季節　四度目の春」がコ
ンサートの要の１曲となった。そしてあっという間に最後の曲「絶望と希望」へ。

ENCORE 1
15.見えない翼
16.eighteen's days
17.この道ふらふら

　アンコールは衣装替えしてきましたね。決して派手な服は着ない、でもあいち
ゃん独特の華がある。最後再びノリノリへ。

ENCORE
18.旅立ちの日に

　なんと２度目のアンコール。ステージ奥からキーボードが出て来てセッティン
グ。メインステージはバンドでやってきましたが、最後はやはり路上スタイルを
守ってますね。この人は自分の原点というものを決して忘れない。

　素朴で派手さのないライブだったが、単純に久々にあいちゃんの歌声が聴けた
ことが嬉しくて、それが楽しくてしょうがなかったコンサート。会場を出ると、
再び市内なんだと気づく。地元でコンサートが見られた、と言う安堵感。なんて
いうか、あいちゃんのコンサートは自分の日常では気がつかない「小さな幸せ」
の薫りが漂うコンサートだと思う。夜の散歩（＝銭湯巡り）でコンサートの余韻
を楽しみながら。