NEW YEAR COUNTDOWN @ WOMB


<2005.12.31(Sat)>
 昨年はなんとか年を越せたけど、今年はまた苦労が多そうだなあ。まぁ今ここ
で心配しても仕方ない。それより今年も年越しのバカ騒ぎだ。ここ2年ほどサイ
ケトランスのインドアレイヴで騒いでいたが、今年は再びハウスパーティに。家
で紅白のゴリエを見終えてから外出、渋谷の大晦日の交通規制ってすごいね(別
に大晦日じゃなくても人は沢山いると思うけど?)、と言うことに気がついた、
ということは、実は渋谷で年越しカウントダウンするのはメチャ久しぶりという
ことである(恵比寿や新宿ではよく年越しパーティ行ってたけど。いやそうでは
なく、いつもチャリンコで来てたので駅前交差点を通過していなかっただけか)。
小腹空いたので立ち食いそば屋に入るとここもまた激込み。WOMBも普段よく来る
クラブではあるが、年越しでは初めてだ。カウントダウンの夜は特別料金が通例
だが、5000円ならまぁまぁだろう、7000円とか取る時もあるし、
ageHaのオープニングでは1万2千払ったこともあるしな(苦笑)。あー、23
時半なんて一番込みそうな時間に来ちゃった、入口で10分以上並びました。な
んとかカウントダウンには間に合った。
 やはりカウントダウンはいつも以上に激込みですな、というか年越せば少しこ
の込み具合は和らぐだろう。10分前から壁にレーザービームでデジタル時計が
表示される。1分ごとに歓声が湧き、お祭り気分は最高潮に。オレは東証日経平
均株価の上昇なんかより、今ここにいるクラウドたちの圧倒的な熱気の方が絶対
的に信頼できる。今ここにいる人たちが明日の日本を、いや今日は外人度が高い、
だから世界をだ、引っ張って行ってくれるだろう(オマエもな笑)。
 で、DJのDesyn Masiello、なんとも読みにくい名前だ(笑)。暗いDJブー
スの中で時々光が当たるとどうも中東系の入ったナイスガイのようだ。その彼の
プレイ、一言で言えばカラフル、と言うことになろう。メインフロアを1人で回
すロングセット、実にいろいろなタイプの曲をちりばめて来て、踊っていて飽き
ない。Bedrockから出ていそうな幻想的なまでに美しいメロディアスなトラック
が最も印象に残ったが(このハコならではのレーザービームのビジュアルとの組
合せでこの世のものとは思えぬ幻想的な世界が浮かび上がるのだ!)、時々ハー
ドに上げて来てフロアを湧かせたり、またある時は歌モノをかけて落ち着いた空
間を演出したり、と実にカラフルなプレイ。日本では去年から脚光を浴びたばか
りのニューカマーだが、当然DJキャリアは長いんだろうな(見た目は若そうだ
けど)。
 他のフロアにも顔を出す、4階は06Sのフロアだと聞いていたが、かかってい
るのはドラムンベースではなくちょっと軽めのハウス。もちろんデシンのプレイ
も最高なのだが、こちらのミニフロアならではのアットホームな雰囲気を演出す
るハウスにはまた別の魅力があり、10分ちょっと踊る。1階に下りると鉄扉の
隠れ家的(?)フロアではYOshiさんが。こちらもまた踊る連中、酔っぱらって
ばか騒ぎしてる連中、いろんな人種がいてカオティックな雰囲気が楽しい。もち
ろんYoshiさんのプレイもマッタリとした中に緊張感のあるハウスをプレイして
おり、スバラシイ。
 4時を過ぎた頃から眠くなってしまった。なのでこのあとのことはうろ覚えで
あまりノリにもついて行けてない。5時半にデシンのプレイ終了。アンコールは
1曲。いいパーティだった。眠気がなければ、せっかくの正月だし、アフターを
ハシゴしようと思ったけど、今日はギブアップだ。外に出るとまだ真っ暗だ、と
いうことはまだ初日の出を拝めるチャンスはありそう。ということで、JR京葉
線の車窓から初日の出を拝んでやれ、と思い立つ(海岸線を高架で走るので最高
なんだよね)。がしかし、残念ながら東京地方は曇りで日の出は拝めず。しゃー
ないので家の近所の小さな神社で初詣して帰宅。