Maniac Love Final Program


<2005.12.2(Fri)>
 世界的にも知られた日本が誇るテクノクラブ、マニアックラブが12年の歴史
にピリオドを打つと言う。これは最後を見届けに行かないわけにはいかないでしょ
う(個人的にも94年の冬にマニアックラブデビューだから、ほぼ自分のクラバー
史と一致してるしね)、今週は風邪っぴきでずっとマスクを付けてたような体調
でも、今週行かなかったからもうあとがないですから。中リン連の忘年会やろう、
と言う声もあり、takajさんと待ち合わせて。それにしても、船橋の実家に帰って
から、会社からクラブに直行なので、スタートまで時間を持て余すなあ(苦笑)。
 クロージングパーティなのでオールスターDJのパーティ、いやそれにもまし
て、今日は本当のマニアック・ラバーたちが集まっている、盛上がり方は完璧だ。
REBUS TAPEさんはもう終っちゃってたか、残念。
・MASE
 12時過ぎについて最初のDJ。すみません、どんなDJか存じ上げないので
すが、それはともかく12時でこの込み具合、この盛り上がりである。
・KEN ISHII
 REEL UPからはケン・イシイ。個人的にはREEL UPは行ったことないので、ケン
イシイと言えばビッグパーティでしか体験がない、小バコで聴くケンイシイは初
めてだ。個人的にはテクノとハウスの中間だがいまいち中途半端に思えた。
・CAPTAIN FUNK
 この日のDJで厳密な意味で“テクノ”からはずれる人はこの人だけですから
ねえ。そりゃ印象にも残ります(笑)。大ネタ中心で上げてきます、さすがビッ
グビートDJ。早い話、踊りやすいし聴きやすいプレイ。
・CHESTER BEATTY
 こんなでかい人だったんだ。スイマセン、音的にあまり印象なし。
・AKIRA ISHIHARA
 この人の作品は好きでよく買ってますが、さすがにこれだけオールスターが集
まってると、やや印象薄いかも。でもさすがに横道なハードテクノです。
・TAKAMI
 すいません、タカミ君がこんなイイDJだとは思いませんでした。他の客の会
話で「あと30分でタカミだよ」とか期待を感じさせる声が聞こえてましたが、
まさにその通り。男気あふれるまさにQ'Heyさんの正統なる後継者を印象づける
プレイ。カッコイイ、他に賞賛の言葉が見つからない。
・KANA
 TAKAMIに続いてRE-BOOTのレギュラー。タカミーがQ'Heyさんの後継者なら、
KANAさんはMAYURIねえさんの後継者。この人も今日初体験、彼女もまたカッコ良
過ぎ。全く女を感じさせない男気たっぷりのプレイ。まぁマニアックのレギュラ
ーなんてのは、どのDJも世界に出て行って恥ずかしくないレベルのDJばっか
りですからね、もう満腹です(笑)。
 takajさんがギブアップしたので、まだまだプレイは続くがここで退散(ちな
みにオイラがまだこの時間で体力キープできてたのは風邪っぴきでセーブしなが
ら踊っていたせいであって、普段はオイラもバキバキ踊っていたら4時くらいで
力尽きるオヤジです(苦笑))。パーティは10:00まで続く予定だが、全然客足
引きませんね。と言うか、アフターアワーズの時間帯になり、今度は風俗商売の
お客が更に増えてきてる状態。とにかく、こんなバッキバキのハードテクノのパー
ティになんで女の子が?と思わせるくらいハードなパーティ、チャライ客はほと
んどいない、客層がいいのがなんと言ってもこのハコの素晴らしさだったんだな
あ、と思う。個人的にはプロッグハウスパーティが好きなのでWOMBやAIRに行く
ことの方が多いが、学生ノリの客層で冷めちゃうこともあるんだけど、ここはそ
う言うのないですからね。と言うわけで、このハコも新宿リキッドルームに次ぐ
日本のクラブシーンの伝説。あと、やはり最後のパーティってことで反則技も多
くて楽しかった、Jaguarなんて一晩で3回くらい聞いたし、Grooveyard "Watch
Me Now"とか"Give It Up"とか"Don't Take More"とか懐かしい曲がいっぱいかか
りました。
 帰りはtakajさんをつれて築地で朝飯。若いクラバーならファミレスで朝食を
済ますが、オヤジクラバーは築地でうまいものを食うのだ、久々に仲屋のウニ丼。
土曜だと長蛇の列ができるのか。あ、しまった、takajさんに600円借りたま
まだった、次回会ったときに返します(笑)。