[JPOP] 時東あみ＠秋葉原エンタ祭り＋ [ENKA] 神園さやか＠石丸電気ソフトワン

ここはアイドルイベントレポを書く場所ではないけれど、いちおう二人とも
“歌手”なので（笑）。

・時東あみミニライブ＠秋葉原エンタ祭り駅前特設ステージ
　前日の夜にメールで突然「明日３時に秋葉原エンタ祭りにあみにぃが出演する
らしい」と言う情報が。今日明日のレベルでいきなり言われても、と思ったが、
夕方５時にはちょっとアキバに顔出そうかな、と思っていたので、なんとか２時
間早くアキバに迎えるよう、前の晩に土曜にやることを前倒ししてなんとか時間
を作る。
　それにしても、電車男ブームのおかげ、ヨドバシカメラ秋葉原店開店のおかげ
で、今までにもましてアキバは人が増えた、と言うか、独特な雰囲気が市民権を
得てより進化している、と言う感じ。今やメイドコスプレのお嬢さん方が駅前で
チラシを配っているのは当たり前、というより、彼女たちが街からいなくなった
ら「どうしちゃったんだ秋葉原！」とか思うくらいにこの街に馴染んでいる。
　さて駅前特設ステージ、あみにぃのために集まっているアイドルオタクらしき
人間はあまり見かけない、他にも沢山のイベントが行われているので、そちらが
目的で集まっている人が大半のようだ。まぁそのことはいいんだが、2:45頃到着
するとちょうど雨が降り出した、当然みんな傘を差し始めるわけで、前が見えね
ーじゃん、と内心怒りの炎が萌えていた、もとい、燃えていた（ちなみにオイラ
はフード付きジャケットだったので、傘は差さずにフード被るだけにとどめまし
たよ）。
　15:15にイベントスタート、最初に登場したのはハレンチ☆パンチと言う３人
組のバンド。ギタリストがいて、ラッパーがいて、と聞くと立派なミクスチャー
バンドに聞こえるが、ここはアキバです、決して下手ではないけどやはり女の子
たちのキャラが全てです（笑）。まぁ悪くはないけどオイラ的には引っかかるも
のはありませんでした、ギターの女の子がメガネキャラだったのが気になるくら
い（笑）。
　さてあみにぃ、バックにいつものギターとベース２人を従えてステージに登場、
「メロンのため息」と「メルモちゃんのテーマ」を歌います。うむー、やはり
メガネ祭りで彼女のファンばかりの時のステージと、一般というか通りがかりの
人を相手にしたステージとでは、どうしても盛り上がりがむずかしいっす。つー
か、同じオタクでもアイドルオタク以外のアニメオタクなんかはＰＰＰＨ知らな
いしなあ。しかしそんなちょっとイタイステージだからこそ、オイラなりに一生
懸命応援してみました、その一方で、「岩佐真悠子ファンサイト管理人、浮気現
場を激写！」とアイドル仲間に激写されるのに耐えてきました（自爆）、ぅか。
でもこうして半ばゲリラライブみたいなのを通して、観客の目の厳しさに鍛え抜
かれるというのは、これからの歌手活動の大きな糧になるのではないでしょうか。

・神園さやかミニコンサート＠石丸電気ソフトワン３Ｆ
　今日秋葉原に来たのは本来神園さやかちゃんが目的でした。彼女の存在自体は
もう１年半くらい前から知っていたし、ここソフトワンでもよくイベントをやっ
ていたことも耳に入っていましたが、実際にイベント参加するのは初めて。まぁ
演歌歌手ですからねえ、きっとちょっとハードルが高く感じてたんでしょう。と
いうことで、集まっているファン層も普段のグラドルとは違うんだよねえ。つー
か、年齢層の幅広さはやはりすごいです。小学生からおじいちゃんまでいます。
そして、やや派手目のファッション（エスニックなジャケットにワーカー系パン
ツ、いかついサングラスとネックレス）のオイラは確実にういてました（爆）。
前説にマネージャさんが登場、早い話、さやかちゃんの二人目のお父さんという
感じ（笑）。今日は２ステージだったようで、１回目参加してないオイラは「２
回目も同じ要領でよろしく」とか言われてもわかんねーよ（苦笑）。あ、撮影Ｏ
Ｋなんですか、すっかりカメラ持ってくるの忘れてました（苦笑、まぁ持ってて
も歌ってる最中に撮影するつもりはないですけどね）。
　いよいよさやかちゃん登場、ワー、ちっちゃくてカワイー！演歌歌手らしい、
育ちの良さそうな物腰の低さ、今時いなそうな礼儀正しさが先ず惚れますね。ル
ックスもやや田舎娘な雰囲気を残しつつも、屈託のない笑顔がキます。:-)
　１曲目は９月発売の「おじいちゃん」、多分敬老の日辺りにリリースしたんだ
ろうけど、もうすぐ１１月ですよ（笑）。でも１曲の寿命が長い演歌なら、そん
なことは問題にはならないんでしょう。んで、曲が終るとアイドルだったら司会
者にマイクが渡るんですが、さやかちゃんは曲説明やらＭＣやら全部ご自身でし
ゃべってます、んでもって、話の流れで予定の曲順を間違えてマネージャさんが
飛び出してくる、というハプニングが笑えます。つーか演歌歌手がこんなボケで
笑いを取るとは思わなかったよ！と言っても次に歌ったのは演歌ではなく、ファ
ーストアルバムでカバーしたと言う、イルカの「なごり雪」。ポップスとは言っ
ても、ヒット当時はさやかちゃんなんてこの世に影も形もなかった大昔ですから、
これも彼女にとっては演歌なのかなあ（正確には懐メロと言うべきか？）。次の
曲も懐メロポップス、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」。ファンの手拍子（も
ちろんバリバリのＰＰＰＨです）の揃い方がすごいのでさやかちゃんが驚いて
ます。４曲目、岡田奈々の「青春の坂道」。タイトル知らなくても聞いたことあ
ると思います、とのことですが、残念ながら聞いたことありません（笑）。そし
て５曲目、まだリリースするかどうかも決めていないという新曲、「青春の宝物」
（思い出の宝物だったかな、記憶が曖昧）。カバー曲はともかく、オリジナル
曲もポップスやってるとは思わなかった。更に更に、曲の途中で歌詞を忘れてや
り直し！（あ、このことはさやかちゃんからなかったことにしてくださいとのこ
となのでここだけの秘密^_^と言うか、なんでこの子はこのボケ方がカワイイん
ですかね？普通ならちょっとしらけてそれでもファンはガンバレ、と応援するの
がパターンだけど、逆にボケが笑いを誘って場が和んでいっそう盛上がると言う
展開）まぁでもレコード会社的には“演歌歌手”なのでシングルではなかなか出
せないでしょう。で、ようはこの場でのリサーチだったようですが、ハッキリ言
って今日の歌の中で一番よかったです(^o^)。是非もう一度聞きたい。最後は再
び「おじいちゃん」をなんとボサノババージョンで！（でもさやかちゃんのコブ
シの回し方なんかは全く変わりませんが）全６曲、そしてアンコールが来ました、
この辺はバックトラックはカラオケだけど確かにコンサートっぽい、しかもルー
レット方式とはすごいね、かかった曲は森高千里「私がオバサンになっても」、
彼女もいろんな持ち歌持ってますね。さっきは歌詞が飛んでたけど、これがで
きるのはさすが演歌歌手です。
　ステージ自体は無料で鑑賞できましたが、その後ＣＤ購入者はサイン＆握手会。
いろんなアイドルと直接話したりしてきてますが、やっぱり初めましての時は
緊張します。そんなときもらったサインはちょっとした宝物です（そうじゃない
サインは宝物じゃないのか？）。
　それにしても、予想以上にキャラが気に入りました。歌の前後の挨拶の礼儀正
しさ、マジ天然でボケるところ、正真正銘のお嬢さんですね。特にＰＡがおかし
くなって（大丈夫か？）歌えない間の間の持たせ方のほんわかさなんかは最高で
すよ。舞台度胸がしっかりしてると言うか、さすが５月の広島フラワー祭りのフ
ラワー歌手を勤め上げただけのことはあります。さてこれからいろいろ買い物も
しないといかんので撮影会はパス（というかカメラ忘れたから）。