SESSION @ WOMB

　昼間はつくばエクスプレスに乗って牛久大仏観に行って，とバリバリ観光モー
ドの夜は一転，渋谷でナイトクラビング。Carlos Mecanaって誰？（笑）DJ Vibe
の所属するレーベル、Magna Recordingsオーナーということで，こういう人こそ
観に行かなきゃ，と思ったので。DJ Vibeとはポルトガルのプログレッシブハウ
スＤＪ／プロデューサー。彼のミックスＣＤ"Underground Sound Of Lisbon"
は今年のミックスＣＤの中でベスト。なんとそのDJ Vibe本人も来月中旬に来日
するらしいが，とにかくポルトガルプログレハウスシーンを垣間見たくて、食事不足
睡眠不足をおしてほぼ終電で渋谷へ。
　着いたのは１時過ぎ。このくらいに着けばちょうどフロアも暖まっている時間
ですぐ踊れていい感じ。ＤＪブースにはレジデントのTOMMY WADA、日本を代表す
る巨漢DJ(^o^)。ちょうどSuperchumbo "Revolution"をかけていた。ベタに来て
るなーという印象:-) トライバルっぽく上げてきてます。
　さて２時過ぎにCarlos Mecana登場。一転して小柄で坊主で黒縁メガネと言う
Richie Hawtinを思わせる風貌（彼よりは年上ですが）。思ったよりディープで
はないが（というか，フロアであんなディープなのかけられるのはJohn Digweed
くらいしかいない）、トライバルならではのバウンシ−な感じが素晴らしい。ト
ライバル，と言ってもアメリカ物のズンドコビートとは違い，やはり洗練されて
いる。ポルトガルのＤＪということで，外人さんたちも白人ばかりでなくラテン
系の浅黒い肌の人も多い。と言うか、こんなポルトガルのトライバルＤＪ見に来
る人なんて日本人は相当ツーだろう（笑）、と言うことで今日は久々に外人度高
く３割くらいは行ってたな。日本人も帰国子女が多いではないだろうか（まぁ
SESSIONの固定客がもちろん一番多いのだろうけど）。
　トライバルなので一気にガーッと上がることはないがジワジワと上がっていく
のが気持ちいい。と言うか長く踊れる音ですね。疲れるような上げ方をしないの
で，５時までの３時間のプレイでドリンク休憩以外はフロアにいられました。あ
とやはりフロアだと歌ものは少ない，その意味ではテクノの人もディープに楽し
めるパーティ。
　結局２回のアンコールまで残り。来月もまた来るぞ。