ニッポン放送開局５０周年記念／ディスクガレージ設立２５周年記念 横浜アリーナ開業１５周年記念　横浜でアッテネ？そんなのアリ〜な？ ２００４ＳＵＭＭＥＲ＠横浜アリーナ

　と言うわけで今日も川嶋あいちゃんを観に横浜アリーナへ（笑）、と言うか
今日はw-inds.も観れるし、なんとあいちゃんの別ユニットI WiSHのライブも
観れると言うのだ（このユニット、まだライブはこれで３回目、非常にレアな
ライブである）、素晴らしい！考えてみたら今年はロックフェスの類に全く行っ
ていない。それはやっぱりさびしいなあ、と思っていたが、まぁこれが今年の
オイラにとってのロックフェスなのかも。４０になってますます年齢層の低い
ライブが増えてるアホな私（自爆）。
　さて横アリと言うと何はとまれラーメン博物館に寄ってしまう（笑）。今日
は和歌山ラーメンにしておいた、醤油とんこつってあまりインパクトなかった
けど、その代り早寿司が美味かったね、奈良の柿の葉寿司の系統ですね。と言
うか、今日はまともな食事これだけだったような（別にダイエットとかではな
く、週末って飯食う時間も惜しいくらい忙しいのだ）。
　さて横アリ、オムニバスのライブと言うことで様々な人種が集まっている。
でも明らかに目立っていたのはT.M.Revolutionファンだ。明らかに彼女たちの
数が際立って多い。Gackt系もビジュアル系だからファッションそのものは際
立っている。まぁ実際のところファッションが際立っているからと言って、そ
のまま動員数もイコールか、といえるかどうかは分からないのだが、、、実際
ライブが始まったら、やはりTMR、Gacktのファンの熱狂は他を圧倒していた。:-)
　タイトルの長さからも分かる通り（分からんか？）、なかなか凝ったイベン
トである。開演時の諸注意からしてナインティナイン（ただし録画ですが）を
起用してるし、オリンピックシーズンと言うことで聖火リレー付きの開幕式
（会場を座席で敷き詰めず、４００ｍトラックのエリアが用意されているあた
り、絶対聖火リレーやルナ、と思ってその通りだった^o^）、閉幕式を用意して
いた。リレーは要は本日欠席のオールナイトニッポンパーソナリティを録画で
出演させる、と言う役割を負ってたみたい。先ほどＴＭＲファンとＧａｃｋｔ
ファンが他を圧倒していた、と書いたが、つまり今日は明らかに女子優勢。リ
レーでは松浦亜弥、矢口真里と言うハロプレ系パーソナリティ２人が欠席を表
明したわけで、きっと彼女たちが出演していたら男女比が拮抗していたかもし
れない（でもそしたら福山雅治も出演してやっぱり女子優勢かも:-)）。司会
は上田晋也（くりぃむしちゅー）と垣花正（ニッポン放送アナウンサー）の
２人。
　ライブ開始前でもうこんなに書いてしまった、さて本番はこれから、覚悟し
て読め、って感じですが（笑）。

・１７５Ｒ
　トップバッターは今井絵理子の旦那（笑、SHOGOさんですね）が率いる１７５
Ｒ（いなごらいだー）。いや〜、もう“青春”としかいいようのない、爽やか
なパンクロックです（笑）。３曲だけでSHOGOさん汗ビッショリで歌うスクリー
ンの中の姿。
　各アーティストはライブ後、上田さん垣花さんのインタビューを受けるので
すが、SHOGOさん以外のメンバーがとても地味です（笑）。まぁフロントマン以
外はこのくらい控えめでないとバンドは続かないのだろうなあ、と勝手に邪推。:-)
とりあえず今日早速ＡＮＮのパーソナリティでこのイベントの状況を伝える、
と言うので、聴きながら書いてます。:-)

・大塚愛
　広告媒体のイメージでアイドルアイドルしてる人かと思っていたら、縦ノリ
な曲をやっていた、ただしアニメ声（笑）。まぁこれはこれで独自のポジショ
ンといえそう。

・上戸彩
　あれ、１曲しかやらないの？本業は女優だから仕方ないのかな？と思ったが、
なるほど、彩ちゃんのメールアドレス争奪をかけて上田さんと垣花さんがテニ
スのホームラン合戦を。もちろんただそんなものを見せられてもつまらない、
ボールは彩ちゃんのサイン入り（しかも通番入りだそう）で客席に打込まれる
と言う仕掛。でもさすがにアリーナ席にしか届きませんけどね（上田さんが右
手スタンドに１個打込んでましたが）。んで、やっぱりパーソナルメールアド
レス争奪戦と言うのはウソで、彼女の番組のメールアドレスをしっかり公開し
てました。

・玉置成美
　１６歳、ハイテンションな女の子（笑）。

・川嶋あい
　さてあいちゃん登場。実は去年も出演していたのですが、メインのステージ
ではなくロビーで路上ライブ風に。この辺がいかにもあいちゃんだよなあ。演
奏は３曲。
　・マーメイド
　・真夜中の手紙
　・十二個の季節〜四度目の春〜
　「マーメイド」は８月４日に発売されたばかりの新曲、ついでに言うとオイ
ラは“マーメイドＴシャツ”を着て応援（笑）。２曲目はなんと先月のオール
ナイトニッポンＲで今日の自分に当てた手紙、「新曲を披露すること」と言う
宿題を果たすために作った新曲（昨日の厚生年金でも披露してない曲！）。そ
して最後はＡＮＮ−Ｒが生で出来るようになった、つまり１８歳になったから
ですが、その意味を込めて彼女の卒業ソング。
　ここまでとりあえず元気系の曲が続いた中、あいちゃんのしっとりしたバラー
ドはそれだけでも際立っていたが、他のアーティストが殆どＭＣなしだったの
に例によって語り始めるあいちゃん、上田さんによればこれで５分押したらし
い（笑）。そういう生真面目さ、うっとおしい人にはうっとおしいだろうが、
逆に他のアーティストにはない個性なんだよなあ。博多っ子らしい頑固さも笑
える、最初の出演アーティスト紹介で川嶋あいで盛り上がらなかったことを気
にするあたり、ホントあいちゃんらしいわ。どうしてもバラード中心の選曲、
座って聴く曲だし盛り上がらないのは仕方ないが、熱いファンが応援コールを
かけている。少数派でも存在感をアピールするあいちゃんファンだった。

・Jackson Vibe
　名前からＲ＆Ｂグループなのかな？と思ったが、普通のロックバンドでした
（笑）。ただ、１７５Ｒみたいなはっちゃけた感じはなく、大人っぽい地に足
のついたロックだった。

・鈴木亜美
　さてあみ〜ゴである。３年間の沈黙に入るまで、彼女はＡＮＮのパーソナリ
ティだった。そんな訳で呼ばれているわけだが、そのことでニッポン放送スタッ
フへの信頼を表明する亜美嬢。彼女には沈黙中にも応援し続けた熱いファンが
いる。コールもとても誠実さを感じさせる。
　彼女も１曲で終り、もっと歌ってもいいのに、と思いながら、再び彼女としゃ
べれる権利争奪戦で上田さん垣花さんが障害物リレーに挑戦、要はあみ〜ゴ、
と言うことで“網くぐり”をやらせたいらしいのだが（笑）。しかしこうして
見ると、司会の二人も楽じゃありませんな（笑、ゴール時は飴探しで顔じゅう
粉だらけ）。

・美少女クラブ２１
　なんかみんなトイレ休憩に行ってしまいました（苦笑）。まぁまだパーソナ
リティとしてのキャリアが短いせいなのでしょう。と言うか、２１人もいるグ
ループ、これじゃ一人一人の個性なんか分かるわきゃない、番組パーソナリティ
としての存在感は大丈夫なのか？制服姿が６人、他の１５人はスポーティなツ
ナギ、と言うステージ衣装。

・I WiSH
　さて滅多に人前で歌わないI WiSHの登場。今日はこれまでのシングル４作
（明日への扉、ふたつ星、約束の日、キミと僕）をメドレーで演奏。これもま
た１８歳とは思えぬ落ち着いた雰囲気でしっとり聞かせる。なんか彼女の歌っ
てる姿、美人だなあ、と思う。写真によってはまだ田舎娘、と言った朴訥さが
印象強い子だが、ここではもういっぱしのアーティスト、と言う存在感がある。

・坂崎KAYOKO
　アルフィーの坂崎幸之助と新人女性シンガーKayokoのユニット。いきなり坂
崎幸之助なんてオジサンが？と思われるかもしれないが、この番組の音楽レー
ベル、オールナイトニッポンレコーズってこういう素朴なアーティストが多い
んですよ。森山直太郎とか平川地一丁目とか見れば分かるでしょ？なので、決
して派手ではないが、地道にＡＮＮリスナーの支持を受けていると言うわけ。
「あの素晴らしい愛をもう一度」なんて若いファンでも結構知ってる、理由は
教科書に載ってるからなんだけど（苦笑）、そんな訳で合唱になるんですね。
こういう意外なブームを作っているのもオールナイトニッポンレコーズが興味
深い理由（そんな訳で「青田屋３号」も買ってしまった^o^）。
　さてまたしても上田さん垣花さんが勝負、坂崎Kayokoの演奏でカラオケでき
る権争奪で。勝利は上田さん、長渕剛の「ろくなもんじゃねえ」を歌う。さす
が１万３千人の前で歌うだけあって、歌手じゃないのに上手いわ。有名な曲だ
し、会場も盛り上がってました。

・Gackt
　ウーム、どうやらこれまでのアーティストは全部前座だったのかもしれない
（爆）、こっから一気にヒートアップだ。もうバンドのメンバー紹介ですでに
黄色い声が飛びまくり。
　言うまでもないが、Gacktと言う人、今の時代の“キザ”を体現してる人です、
その意味では、かつてMalice Mizerと言うビジュアルロック最右翼バンドの人
と言うよりも、かつての郷ひろみや沢田研二に近い存在感を感じた。それにし
ても、なんであんな大仰な煽りっぷりが盛り上がるんでしょうねえ（笑）。で
もこの“過剰な”盛り上がりは楽しかった、オイラも一緒に両手を前に振って
ノッてみました（笑）。

・w-inds.
　ビジュアル系２アーティストに挟まれて健闘したw-inds.。単独コンサートも
楽しめるけど、そんなのアリ〜な？バージョンなライブも素晴らしい、トラッ
クを１周してみんなの側に来て歌います。それにしても、そんな状況でみんな
前に出てくるのにアーティストの周辺以外はほったらかしてますね、かなりヤ
バイような気もしますが、でもギリギリの煽りが楽し過ぎです、オイラも思わ
ず「涼平〜！」「龍一〜！」「慶太〜！」と叫びまくる（笑）。
　ただ、ちょっと慶太が疲れてたかな、歌が小さかったり、たまに音程が取り
ずらそうだったり（これはモニターのイヤホンが具合悪そうだったが）。何し
ろw-inds.と言えば全国ツアー中、昨日は長野、明日は岩手なんだそう（もっと
も他のアーティストもみんなご多忙の様子ですが）。

　以下、演奏曲目。
　・キレイだ
　・メドレー：Long Road〜SUPER LOVER〜Another Days〜Because of you〜
　　New Paradise〜Love is message〜try your emotion〜Long Road
　・MOVE YOUR BODY

・T.M.Revolution
　いよいよ大トリ。なんなんでしょうかこの盛り上がりは？西川貴教の単独ラ
イブではないかと思うほどの絶叫！いやもう最高ですよ、もちろん彼の最近の
曲なんて知らないんだけど、一緒に手を前後に振ったりしてる一体感がたまら
んし、トラックを回りながら歌う中、かなり過激にファンと接触（抱き付かれ
てキスまでされたシーンも！）、あそこまでファンを挑発していいんだろうか？
警備の人は必死です（笑）。でもこのファンサービスが８年におよぶパーソナ
リティとしての評価、そしてアーティストとしての評価に直結してるんだろう
な。この会場内の熱狂自体がたまらなく楽しい、と言うか興奮させられた。

　最後に閉会式、これもまた出演アーティストがトラックを回りながらサイン
ボールを客席に投げ込む、実に細かいところに行き届いたイベントだなあ。最
後は出演者と会場観衆全員で記念写真。イヤ〜、楽しかった。いい歳して想い
出も何もないが、これは立派に想い出になったと言っていいくらいの楽しさ。
こりゃお目当てのアーティストがいなくても来る価値あるイベントだなあ。で
もこれ、幸い当ったけど相当競争率高かったのかも、早い話このメンツは“夏
休み版紅白”だよなあ（笑）。開演が５時で終演が９時半、タップリ４時間半、
さすがに疲れました。それでもしっかり菊名で銭湯巡り（笑）。