NUIT LIBER'TE @ La Fabrique, Shibuya

　フレンチハウスコンピレーション"Hotel Costes"のコンパイラーで
あるStephane Pompougnac来日、と言うことで、渋谷の新しいクラブ
（と言っても、もう１年以上前からあるけど:-)）La Fabriqueへ。渋
谷の繁華街にしてはかなりオシャレなクラブが出来てるなあ、なんか
目の前を酔っ払ったサラリーマンやＢボーイたちが横切っていくよう
なエリア。と言うか、なんでそんな人たちの目が気になったかと言え
ば、入場に１時間以上並んだから（苦笑）。もちろんこんなに長時間
並んだのは初めて。スタッフに「入れないかもしれません」と言われ
ながら、誰も列から抜ける人もなく（つーか、殆ど外人と英語ペラペ
ラ系女子ばっかり）、寒さに耐えました（苦笑）。
　１２時４０分頃に到着したはずが、フロアに入ったのは２時（爆）、
でもちょうど田中知之(FPM)からStephaneにＤＪ交替したタイミング
で、いい感じで入場できました。もちろん激込み状態ですから、激し
く踊るなんて無理、フレンチハウスのビートに小さくステップを踏ん
でました。それにしても、トランス系のウェアを着てたから、ちょっ
とフロアで浮いてたかも（苦笑、まぁ気にしない気にしない）、ＤＪ
小僧系はこういう所にはいないんだよなあ。
　それにしても、フランス的オシャレ感覚がクラブミュージックにハ
マルのはやはりハウスミュージックならではの雑食性だなあ、と思う。
これがテクノやヒップホップだとそうは行かない（もちろんフランス
にもテクノ、ヒップホップはある。ただ、僕にはそうしたサウンドは
亜流と言うか、どこかエキセントリックに思える）。ハウスは“四つ
打ち”と言うことだけが最低限の約束事なので、エスニック、トライ
バルな味付けにもハマルし（イギリスだとインド・パキスタン系だし、
フランスならイスラム系だ）、あとはメロディが勝負。
　それと、Stephane Pompougnac、思った通りのフレンチ・ナイスミ
ドルであった。ブースにいるのはオシャレに歳を取った紳士、って感
じですな。つか、すでに頭かなり白いんですけど。要するに、子供の
流行ではないってことなんだが。結婚した後でも、こういう所で遊べ
る大人になりたいもんです。
　ただ、４時過ぎに登場の後がまＤＪ（名前不明）、いきなりＵＳハー
ドハウスですかい、明け方でアゲアゲに持っていきたいのは分かるけ
ど、急に下品になったのでちょっと興ざめ。と言う訳で、水分補給も
せず３時間フロアで踊りっぱなしの後、そのままスッと未練もなく帰
れてしまった（苦笑）。言うまでもないが、渋谷の週末の始発電車は
通勤電車並の激込みです、しかも周り外人ばっか（爆）。